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常設展示

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ようこそおいでくださり ありがとうございます。
1997-2003年の作品を展示 しました。 未公開のものもありますが、 随時展示する予定です。

企画展ー『春が来た!!そうだ新しく絵を描いてみよう!!』

油絵を描いてみよう!!

1st 『起』 油絵を描く準備く

『春が来た!!そうだ新しく絵を描いてみよう!!』
というお題で、絵を描いてみましょう。 下手くそで結構、上手な奴は山ほどいる。自分はこの世にたった一人しかいない。白いキャンパスに胸を張って大胆に、かつ、繊細に描くのがよろしいかと信念で臨みましょう。 最初に、まずは自分は油絵なのか、水彩なのか、アクリルなのか、日本画なのかを決める。何度でも描き直しができる油絵が良いと思います。 次に、画材を右のお勧め画材店で調達します。歳をとってからでも再び始めれるので、結構いい商品(セットもの)を買っておくと重宝します。 濃いデッサン鉛筆6B、F4号のキャンパスも必要ですので必ず購入してください。イーゼルもあったほうがいいです。 よく観光地行くとイーゼルを用いて絵を描いていらっしゃる方を、拝見しますがマネしないでください。 では、どうするのか、携帯電話カメラ付きで自分の気に入った写真をとりあえず撮ってきます。 それを見ながら描いてみましょう。観光地だけじゃありません。自宅のダイニングにキッチンにいろんなモノなんでもいいんです。好きな人の顔でもいいです。 観光地等を風景画、ダイニングにある果物、容器などを描くのが、静物画、人を描くのが人物画と呼んでます。 では、準備期間として1週間後に、次に進みましょう。来週の日曜日にお会いしましょう。Have A Nice Time!! See You!

2nd 『承』下絵を描く

イーゼルにキャンパスを置きます。とってきた写真を見やすいところに配置し、鉛筆でデッサンします。というのが普通ですが、この講座では油絵の利点を生かし絵を描いていきますので、 デッサンはしなくて、パレットに、絵の具のイエローオーカーを少量出し、大きい平筆で薄く全体に塗ってください。ペンティングオイルで薄くします。 薄くですよ、濃く塗りすぎないようにね。出来ましたでしょうか。
出来たら、筆洗液の入ってる筆洗壺で平筆を洗います。
次に6号ぐらいの筆でいよいよ絵の輪郭をローアンバーの絵の具を使い先ほどの、薄さより少し濃い目で描きます。
輪郭ですから、細かいところまで描く必要はありません。大胆に描いてください。
描けたら筆と、パレットを洗い今日はここまで。。Have A Nice Time!! See You!

3rd 『転』筆を加えていきましょう

良く、油絵を濃く(ペンティングオイルで薄めない)描くスタイルをよく見かけますが、乾くのに時間(1週間位)がかかります。
そういうスタイルもありかと思いますが、そのスタイルは仕上げに使いますので、現時点では薄めて描きます。
パレットの色の置き方ですが(右利きの場合)白(他色の3倍ぐらい)あとは基本的に自由なんですが混ざっても差支えのないように置くのがコツです。
わたくしの場合白の横に黄色系(イエローオーカー、ローアンバー)、赤、緑、青、黒と明るさ順に並べてます。
その下に混ぜるスペースを広めに取っておくといいでしょう。
筆洗液で洗った筆は必ず雑巾で拭き取ってから、ペンティングオイルに筆をつけましょう。

1.描く素材を目を細めて見て、4つの明るさ、明るい、やや明るい、やや暗い、暗いの4段階を明確にします。
わかりにくい人は、写真などを画像加工で、白黒、セピア色などに変換してみるのもいいでしょう。

2.遠いところ程色は、薄く細部まで描かない(てきとう)。近い程濃く、しっかり描く。

3.たまには絵を上下(天地)を逆さまにしてみたり、遠くの方から眺めたりして絵のバランスを見てみましょう。
自分が「いいなっ」て思えばそれで良しとしましょう。写真じゃありませんから。

気に入らないところがあれば、絵具が乾いてから修正すればいいので(油絵の最大の長所)、思い切って描きましょう。

今週はここまで、来週いよいよ仕上げちゃいましょう。Have A Nice Time!! See You!

下の絵を、1.の4つの明るさの参考にしてください。

4th 『結』いよいよ仕上げです。

細部に、筆を加えてきます。気が付いたと思いますが、筆のサイズがだんだん小さくなってることと、絵具が濃くなってきてます。
ここで、調子を整えます。完全に乾いたら、イエローオーカーをペンテイングオイルで薄め全体を大きな筆で塗ります。
かなり薄めてください。濃いと描いた絵が台無しになります。そう最初に下絵を描くのと同じように。
乾いたら、遠く離れて、自分の描いた作品を観てください。足らないなって思ったところに筆を加えてください。
気に入った具合になったら完成です。
完全に絵具が乾いたところで、面相筆などで、サインしてください。これで完成です。
サインしなければ完成ではありませんので、何度でも描き加えるのもいいでしょう。

応用 ペンティングナイフ・黒の使用・細部の描写に腕鎮(木の棒)の使用

ペンティングナイフの使用
最も油絵らしくしたい時、マチェール(肌の質感)を出したい時、細い線を描写したい時に使います。

黒色BLACKを使い画面に締まりを入れる。
何か画面がものたらないと感じた時に黒色を使用すると締まってみえます。

腕鎮の使用
ホームセンターに行き木の丸棒を購入します。イーゼルにキャンパスをセットし立てかけ腕をあずけ固定しながら描くと、細部が思うようになります。

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作家の紹介

Name:宮嶋 亨
1962/10/28
多治見市に生れ、在住
1998/04/30
The Famous Artists School Home Study Course 卒
(講談社フェイマススクールズ 絵画制作コース)で絵画の基礎を学ぶ。
生涯、同じような作風の絵を 描きたく無い事由で、わたくしは、 「生涯アマチュアで好きな時に好きなように絵を描く」 という道を選んだ。

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