10月の誕生石 オパール
心中の歓喜 安楽 悲哀を克服して幸福を得る      誕生花 ホップ草


日本名 蛋白石
主産地 オーストラリア メキシコ ポンジュラス チェコスロバキア
世界では日本で最も人気があり色も豊富な宝石ですがヨーロッパでもローマ時代から17世紀まで珍重されたが18世紀以来ウォルタースコット卿の小説の影響で人気がなくなった
オパールは石を少し傾けると光のきらめきが見える 七彩色の遊色効果があり地色によって4つに大別される
(1)     
ホワイト オパール 乳白色を主体とする淡い色
                                                                              オーストラリアオパールの別名もある

(2)     ブラック オパール 灰色もしくは黒で価格も高い
(3)     ウォーターオパール 無色透明もしくはそれに近く生き生きとした遊色効果がある
                   メキシコオパールまたはメキオパールの別名がある
(4)    ファイア オパール 黄色からオレンジ色そして赤色まであり燃えるような火色の遊色効果がある

(2)のブラックオパールは砂糖液浸漬硫酸による酸化処理の人口ブラックがあるので注意する海外のみやげ品には乾燥状態が不十分ですぐヒビの入る石が多い


虹の宝石、妖しい宝石と呼ばれています。語源はサンスクリット語で、石を意味する「ウパラ」です。なぜ石に石と言う名前を付けたのでしょう。きっと昔の人は、この石を見てまるで石が生きているように感じられたので、それでも生き物ではない、石なのだと確認したかったのでしょう。

古代エジプト、バビロニア時代は火と水のヒーリングストーンとして又ギリシャ時代は愛とロマンスの御守りとして、そして十字軍を見送る女性達は、愛する男性に戦場での護身符としてオパールを送りました。
その色調はルビーの火、アメジストの閃光、エメラルドの緑が混然一体となって信じられない様な光を放つ宝石です。
夜空に浮かぶオーロラのしずく、虹色のオパール。シェークスピアをして「宝石の王様」と呼ばせたこの石の美しさは、7色の光の効果(プレイ・オブ・カラー)

オパールは希望と幸福の石。 悲しみを消して苦しみから解放し、希望を叶えてくれます。
スランプから脱出したい人へには最適です。