1月の誕生石  ガーネット

貞操 友情 真実 忠実         誕生花 まつゆきそう

日本名 ざくろ石
主産地 インド ブラジル タンザニア

 
 珪酸塩鉱物で七種に分類され色が赤、ピンク、橙、緑、褐、黒まである。一般にはアマンダイトガーネット(貴ざくろ石)で色は赤ぶどう酒色を示すが最近はローラントガーネット=赤紫色、又はウバローバイトガーネット=緑色、等も多数出回りだしている石の意味。真の交情の証であり、危険を知らせて、愛、成功、完成を生む幸運の石。

 アマンダイトガーネットには色々な逸話があります。顆粒状で産出する結晶は、ラテン語で「種子」と言う意味で、日本でもざくろ石と呼ばれました。
 一角獣の角の根本にあると信じられ「カーバンクル」とも呼ばれてシェ−クスピアの戯曲の中にも登場、特に解毒作用を持ち負傷から身を守る魔除けの石として十字軍の兵隊達が身に付けていた。
 古代ヨーロッパでは魔除けの石として特に十字軍の兵隊達が負傷から身を守るために身に付けていた。古代アジアの民族は、相手に強いダメージを与える石、実行力を示す石として、狩や戦いの御守りに使われた。今日でも研磨剤として活躍している。古代エジプトでは強い治癒力をもち、蛇のかみ傷、心臓の病気や血液に関する病気の御守りでした。
 結晶内部に火が隠されていて、赤い光を放すと信じられ、聖書ではノアの箱舟の中を輝かす光りを放つ宝石として登場します

ガーネトは多彩で変化に富んでいます。それは成分が著しく複雑に混じり合っている為、産地によりそれぞれ多少性質も異なり、多くの色があるのです。

赤色系 アマンダイトガーネット 濃い赤色・濃い暗赤色
ロードライトガーネット 紫赤色
パイロープガーネット 澄んだ赤色(誤称)アリゾルビー
スペサルタイトガーネット 赤褐色
その他の色 デマントイドガーネット 緑色(誤称)ウラルエメラルド細かい褐色の馬の尾状結晶内包
ヘソナイトガーネット 黄色
グロッシュラーライトガーネット 半透明な緑色やピンク色

モース硬度は平均7〜7.5で、へき開性もなく薬品や熱にも耐久力があります。
スター(十字)のでる石もある。これはスターが4条なのが特徴です。