ここでは、傭兵について解説する(能力系はこれで最後のはず)
3−1:傭兵分類法
傭兵の分類は、所属・属性・階級からなる。

所属とは、独立・光輝・帝国・闇で、指揮官の所属が異なると、傭兵も別のものとなる場合がある。
大抵の場合は、同一の指揮官クラスからは、同一の属性・階級の傭兵が使える。

属性とは、その名の通り、ユニットの属性である。

階級とは、大別して、下級/上級に分けられ、2つの間には大きな能力の差がある。
特に、防御は大幅に差が出るが、移動力は、あまり変化しないようだ。

一口メモ:光輝特性・・・
一部属性の光輝ユニット(光輝と同じユニットも)は、他所属にくらべて攻撃が落ちる反面、
移動力と魔法耐性が優れている場合がある。

もう一口:傭兵の攻撃手段は、特に指示が無い限り、直で遅である。

3−2:属性ごとの傭兵の特徴(共通属性)
基本的なことは、基本兵法書および入界前の案内(オープニングデモ)にあったので省略する。

歩兵:
  独立:ソルジャー   /グレナディーア
  光輝:ソルジャー   /グレナディーア
  帝国:ソルジャー   /グレナディーア
  闇 :バーサーカー  /ダークガード
 歩兵は最も基本とされる属性である。 移動力は5
 通常、歩兵同士の戦闘は、お互いにある程度(もしくはかなり)のダメージを与えることとなる。

騎兵:(光輝特性・高速攻撃)
  独立:トルーパー   /ドラグーン
  光輝:トルーパー   /ドラグーン
  帝国:ランサー    /ロイヤルランサー
  闇 :ヘルハウンド  /ボーンディーノ
 騎兵は攻撃力と移動力に優れたユニットである。(移動力は9〜10)
 騎兵同士の戦闘は、お互いに潰し合うことになるので、突撃をかけるときは注意が必要だ。
 また、森や屋内だと折角の移動力が活かせないため、これも注意する必要がある。

槍兵:
  独立:パイク     /ファランクス
  光輝:パイク     /ファランクス
  帝国:パイク     /ファランクス
  闇 :?(不明)   /ゴーレム
 槍兵は防御力に優れたユニットである。 移動力は5(ゴーレムのみ4)
 槍兵同士の戦闘は、指揮官の腕に大きな差がないかぎり、ほとんどダメージを与えられない。
 また、その防御力を活かすならば、不利な歩兵類以外に対する壁にも使えるだろう。

水兵:(光輝特性)
  独立:マーマン    /ニクシー?
  光輝:マーマン    /ニクシー
  帝国:リザードマン  /リヴァイアサン
  闇 :リザードマン  /リヴァイアサン
 水兵は水中での行動・戦闘にに適したユニットである。 (移動力は7〜8)
 相性は、歩兵に類するが、歩兵と異なる点として、やや攻撃が高く防御が低い。
 戦闘で飛の手段を用いる場合が多い(状況は不明)、という特徴がある。

飛兵:(光輝特性・高速攻撃)
  独立:ハーピー    /グリフォン
  光輝:フェアリー   /エンジェル
  帝国:ハーピー    /グリフォン
  闇 :バット     /ガーゴイル
 飛兵は、攻撃力と移動力に優れたユニットである。 (移動力は8〜9&12)
 空を飛んでいるため、実質最高の移動力を持ち、
 地形効果・攻撃手段のおかげで、戦闘でも強力なユニットである。
 とは言うものの、防御力自体はさほどでもないため、油断すると思わぬ不覚をとることになる。
 (飛兵同士の戦闘は、エンジェルを除いて潰し合いだろう・・・
  エンジェル同士だとほどんどダメージを与えられないだろうけど)
 なお、光輝飛兵は防御力までも優れているため、優秀な指揮官が率いている場合、
 恐ろしい強さを発揮することになる。

盗賊:
  全所属:バーバリアン /バンディット
 盗賊は一部地形に適応した歩兵類のユニットである。 移動力は7
 移動が早いが、防御に劣る点があるので注意が必要。
 ちなみに、バンディットは攻撃が高いので、使いようによっては便利かもしれない。

僧侶兵:(魔法に強い)
  全所属:モンク    /クルセイダー
 僧侶兵はほとんどの闇専用属性に対して有利に戦える歩兵類である。 移動力は6
 戦闘能力は歩兵より少し劣るが、魔法耐性の高さと、
 移動力の僅かな有利さを活かせば、対闇専用属性以外にも使えるだろう。

弓兵:(魔法に強い)
  独立:エルフ     /ハイエルフ
  光輝:エルフ     /ハイエルフ
  帝国:エルフ     /ハイエルフ
  闇 :ダークエルフ  /ウィッチ
 弓兵は間接攻撃の出来るユニットである(射程3) 移動力は6(ウィッチのみ5)
 攻撃力は他の属性より僅かに低く、防御力はほとんどないため、
 敵に接近戦を挑まれないよう注意する必要がある。
 (もっとも、桁違いに高い攻撃力があるなら、直遅を迎撃してもいいのだが)
 弓兵同士で戦闘した場合、潰し合いになるだろう。

バリスタ:(魔法に弱い)
  全所属:バリスタ (階級なし)
 バリスタは、移動力と魔法耐性に大きく劣るが、
 優れた射程を持ったユニットである。(移動力3・射程6)
 注意点として、弓兵には特に有利でもないので注意が必要。


3−3:属性ごとの傭兵の特徴(闇専用属性)

特殊騎馬:
  ウルフマン(下級のみ)
 もう一つの下級騎兵とも言える存在である。 (移動力7)

(追加)歩兵:
  オーガー(上級のみ)
 指揮官のように単体で存在するユニットである。 (移動力4)
 その攻撃回数も指揮官に準ずるので注意。

ゲル:(魔法に弱い)
  ゲル(下級のみ?)
 ゲルは高い防御力を持ったユニットである。 (移動力5)
 防御だけでなく、攻撃もそこそこあるので、注意が必要。

不死:(魔法に弱い)
  ゾンビ     /スケルトン
 不死は歩兵よりやや落ちるくらいの攻撃・防御を持ったユニットである。 (移動力4)
 価格の割に強いのだが、ターンアンデットで消えるので、使うときは注意が必要。

霊 :(魔法に強い)
  ゴースト    /スペクター   &エレメンタル(上級2つ)
 霊は高壁をも通り抜ける移動力を持ったユニットである (ちなみに、移動力は6〜7)
 魔法に強く、飛兵同様の地形効果を持つ(しかも弓兵を苦手としない)ため、
 かなり強力でなる。 (やっぱり、ターンアンデットで消えてしまうが)
 エレメンタルに至っては、攻撃手段まで飛兵のようなので、特に注意すべし。

魔族:(魔法に強い・高速攻撃)
  デーモン    /アークデーモン
 魔族は半階級上であるかのような強さを持つ恐るべきユニットである。 (移動力は7)
 その上、魔法にも強いため、敵に回すとこの上ない強敵となる。
 味方が使えれば心強いが、価格が1階級上であるかのように高価なので、
 使いすぎには注意するべし。



ここまでで上げた指揮官・傭兵の能力を使いこなせれば、
少数を持って大軍を討つのもそう難しいことではなくなるだろう。