製作紹介E「500円で出来る簡易サイクロン掃除機」の紹介

 今話題のサイクロン掃除機、紙パックがいらないなど、今までの掃除機より性能が良さそうなんだけど、値段が高いのが欠点です、それではと自作して見ることにしました。


1.用意する物は右写真の左上から、生ゴミ用ネット、掃除機の継ぎ手(80円)、ペットボトルの上の部分、1000mml(100円)入りのタッパー、下の段ビニールテープ(3個100円)掃除機の吸い込み口サッシ用(100円)です、100均でほとんどそろえました、全部で税込み500円かかっていません。(写真の品物はすでに加工してあります)




2.吸い込み口の加工、掃除機に取り付ける部分は押しつぶして穴を塞ぎ テー プで止める、タッパーと接合部分はH型に切り込みを入れて切り口を開く、その時 斜めになるよう曲げる(重要
3.タッパーの加工、写真の様にふたの部分は継ぎ手の大きさに穴を開ける、 横の上の部分に吸い込み口の接合用の穴を同じ大きさに開ける
4.ペットボトルの加工、ペットボトルは上の部分からカッターで切り離し、はん だこてで、小さい穴をたくさん開ける。
5.継ぎ手とふたの固定、ふたに継ぎ手を差し込んで両側をビニールテープで巻きつけながら固定してゆく。

6.フイルター取り付け、継ぎ手の下になる方にペットボトルに生ゴミ用ネットを かぶせた物を差し込んで、ビニールテープで止める。

7.吸い込み口とタッパーの固定、タッパーの横に開けた穴に、吸い込み口に 開けた穴を合わせて、テープで止めて行く、隙間が空かないよう目張りし、しっかり止める。





8.タッパー本体とふたをはめて完成 !
 
本体にふたを締めて出来上がりです、使い方は家庭 にある掃除機の先にこれを取り付ければ「簡易サイ クロン掃除機」の完成です。
 使い方は、吸い込みの量(力)は掃除機のリモコンで調整する、使っているうちにゴミが溜まってくるとフイルターにもくっついてくるので、一度掃除機を止めて落とす、ゴミがたくさんになったらふたを回して中のゴミを捨てる。
 
*吸い込み口の加工で切り開いた部分を斜めにするのは(下の写真)、吸い込んだ空気の流れがタッパーの中を 竜巻みたいに回転しながら流れるようにするためです。

 

ゴミが溜まるタッパー内部を上から見たところ、右側に吸い込 まれたゴミが入ってくる口が見える、↑方向に折り曲げたフィン が風の流れを時計と反対方向に回転させる。









実際に使ってみて、左の写真では分かり難いが、底の方でゴ ミが回転しています、
 サイクロン掃除機の原理は、空気と一緒に吸い込んだゴミを遠心分離機の要領で回転によってゴミと空気を分離しゴミだけ を下に落とし、空気だけが掃除機に吸い込まれる。
 後は容器に溜まったゴミをすてるだけ、紙パック要らずで、目詰まりせず、いつまでも吸引力が落ちないと言われています。


今回紹介した、「簡易サイクロン掃除機はその原理が良く分かると思います、なおあくまでも、メーカーさんが作った物と比べ ると多少性能が落ちますが(^_^;)、、注意!細かいほこりはフイ ルターを通りぬけますので、掃除機に紙パックは取り付けて御 使用下さい