作品集1 NO.6 「貯金箱

 かまぼこ板31枚で作った貯金箱です、鍵付きで昔の千両箱風に作りました。

中身が全部入るとかなりの重さになります、それで結構頑丈にしてあります。

 これを作ったきっかけは、消費税のお陰で小銭が沢山貯まって来る事!、銀行に両替行くにも少なすぎるし沢山貯まってからと思うと置き場所に困るし、以前銀行に持っていった時、種類別に振り分けてから勘定するので時間がかかりました。
 
で、最初から分けて入れればいい話なので、コイン6種類が分けて入れれる様になっています。(下の写真を見てください)

ただ500円玉、100円玉より1円、5円、10円玉が良く貯まります、容量が皆同じなので満タンになるのに違いが出るのが欠点です。(^_^;)

写真左 重たくなるので取っ手を付けました
写真右 後ろから見た所です。
サイズは260×165×165です



 左の写真、中の硬貨を入れる部分は牛乳パック(1000mml)を貯金箱 の大きさに合わせて上部をカットしたもので6個並べて、上手く入りました。(*^_^*)
 一つだけパックの中に仕掛けを作りました、下の写真にマウスを移動すると分かります。(ヒントはパックの写真にあり)



 

実は蓋が開くと紙パックに取り付けた、オルゴールがなるようにしてあるのですが、このページ上でその音を鳴らすことが出来ません、(まだ未熟者でやり方が分かりません)済みません。
 皆さんも本当は音楽が鳴っている思って見てください。(^^♪ちなみに♪は「ハッピーバースデイ」(?_?)

   (マウスを上に置くと蓋が開きます)






製作工程の説明
内寸のサイズは牛乳パックが7×7cmなので前部で6パック収納するには最低14×21cm以上の広さが
必要になります。高さは入れる箱の大きさに合わせられるので、貯金できるコインの容量が変わるだけなので
問題ありません。
集めたかまぼこ板の大きさは規格が決まっている物ではないので大きさがまちまちだと思います、なるべく同じサイズを用意した方が作りやすいと思います。

工程としては、以下の写真の様にかまぼこ板をなるべく無駄に切り取らないようにするために極力有効に
使うようにしています(私が集めている板のサイズは厚さ10×長さ145×幅47~48mm)

1、かまぼこ板をつなぎ合わせ物を3種類×2個づつ作ります
2、細かい加工は下を参照してください、牛乳パックを入れる分部を組み立てます
3、底板に側面の左右の板を接着します(全部板の向きが同じ方向になると思います)
4、3を背面と前面の板でサンドイッチするような形で接着します、これで下の箱の完成です
5、③の板をふたに使用しますが、前後の板は(2個)高さ2cm長さは24cmになるようにつなぎます
6、横は高さ1cm×14.5cmを2個作ります。
7、5、6を組み合せてふたを作ります、接着出来たら下の各牛乳パックの中央になるようコインの大きさに
 あわせて投入口を空けます。
8、取ってはかまぼこ板を半分に切り取り持ちやすい様に成形して、側面に取り付けます
9、最後に本体とふたを蝶番で④、正面には鍵をかけれる様に金具を取り付けます
あとは塗装をして完成です。(写真は木目が奇麗に出るオイルステインを塗りました、ただ完全に乾くのに時間がかかるのと臭いが強烈なので、初心者には向きません、なので水性ニスをお勧めします)


①側面は3枚のかまぼこ板を木工用ボンドを使って
つなぎ合わせて、左右で2個作ります。(14.5cm×14.2)
取っ手はかまぼこ板を縦方向に半分に切り、持ち
やすいように成形します。

②かまぼこ板を5枚使って写真の様にボンドでつなぎ合わせます、これを前面、背面で2個作ります。
両側縦方向の板のはみ出した部分は(前部)切り取る。(14.2×24cm)

③かまぼこ板を5枚をボンドでつなぎ合わせて、底板(14.5×24→22cmにカット)とふた(14.5×24cm)の2個を作る。


④蝶番の取り付け
蝶番の厚みの分だけ切り込みを入れて削り、もくねじで
本体とふたを取り付ける。