作品集2 
NO12.ぶんまわしメジャーVer.2「ぶんまわしかたつむり」の紹介
前回のぶんまわしメジャーの第二弾として今回はちょっと改良を加えた「ぶんまわしかたつむり」を紹介します。
形がかたつむりにしたのでそう名前を付けましたが、ちゃんとしたぶんまわし(コンパス)として使えます、昆虫シリーズとは趣旨が違うので別扱いとしてこのページで紹介させて貰います。(^_^;)

 今回の改良点はメジャーを長く伸ばすと、スチールメジャー部分がたわんで円を書きにくくなるのを横方向にする事によってなりにくくなった事と、二色のボールペンを使うことが出来ます、つまり赤や黒、緑、青と色んな色の円を描くことが出来ます。それから最小円が半径4cmから最大200cm半径の円が描けるようになりました。

 
    
正面から見た所                    下から見た所   

目の玉(左黒、右赤)を下に押すと右の写真の下の穴(右手2個の穴)からボールペンの芯が出てきて円を描く事が出来ます、色は左右で選べます。

 
     通常はこんな感じ            大きい円を描くときは首を伸ばす

最小円はこの状態で半径4cmの円がそれ以上はメジャーの目盛りがかたつむりの殻からでた所の目盛りで半径の大きさが分かります。例えば15cmの半径の円を描きたい時は15cmの目盛りが出て来るまでかたつむりの首を引き伸ばせば良いんです、簡単でしょう。?

中の構造はスチールメジャー(先は切り取ってます)と支点になる針(カーペットなどを止めるピン)がL型に曲げて入ってます、後は二枚の板をメジャーが入る様にくり抜いて合わせて接着しました。

頭の部分は上から下にかけ3mmの穴を左右2個開け、下の出口部分は胴のパイプを埋め込んで、ボールペンの先端を支えています。

今回もスタビライザーを付けたので、安定して円を描く事が出来ました。(下の写真、頭の下部)(*^_^*)







 

*普段使わない時は、かたつむりの置物として飾って置けます。(^_-)-☆


NO11.ぶんまわしメジャーの紹介

ぶんまわし(コンパス)メジャーの紹介をします。
 
コンパスと言った方が分かり易いと思いますが、どこにも売ってない変わったぶんまわしを作りました。これはLINKをしていただいてる「のほほん」さんがいろんな形のぶんまわしを作られています、大変面白い物がありますどうぞHPをご覧下さい。それで拝見しているうち私も一つ作ってみようと思い考えたのが以下で紹介するぶんまわし(コンパス)です。
 
 基本的な材料はストッパー付きのメジャーとシャープペンシルです。あと丸棒、15mm厚の板、3mm×50mmのボルト、ナット、木ねじです。

 @下の写真左、組み立てる前のパーツです、右が組み立てた物、シャープペンシルはグリップの所が軟らかい樹脂製の物で、その部分をカッターで取り除きます。
 
A丸棒を加工してつまみを作り、ボルトを通す穴を開けて置きます、それからシャープペンシルを差し込む為の穴を開けたL字型板を、メジャーを取り付ける穴を2個開けて置きます。
 
Bボルトは先端を鋭く磨ぎ、メジャーは中心にある固定用のネジをはずし、代わりにボルトを通しナットで止めます。

Cメジャーの先端部分の金具を取り、ボルトとシャープペンシルを結ぶ直線の距離を測り、メジャーから出た所の目盛りと一致するよう、長さを決めてL字型板に2個の木ネジで固定します。

Dシャープペンシルの先の部分を外してL字型板の穴に通してから先の部分を取り付け板に固定します。

   

 実際に使ってみて、メジャーの目盛りでは強度がなく、シャープペンシルの大きさからか倒れて上手く円を描く事が出来ませんでした。

そこで、シャープペンシルをコンパクトにする為に、替え芯の長さに合わせてカットしました、それと倒れない様スタビライザーをアクリル板を台形に加工して取り付けました。(写真下)

   

 これでシャープペンシルが倒れず上手く円を描いてくれました。(^_^)/~)

 遂に完成 ! ぶんまわしメジャー
 

最後にちょっと化粧をして、てんとう虫の試作品が残っていたのをつまみの上に取り付けました。(^_-)-☆
 使ってみて !
最小円が115mmが描けます、最大で2mの半径の円が描けます。
 円の大きさはメジャーの目盛りを見れば、半径が分かります。
それから、大きな円はメジャーがたわんで、上手く書けないので、両手を使う必要があります。ちょっとこれが欠点かな!?
円の大きさをを自由に変えられるのとコンパクトにしまえる、鉛筆ではないので、研がなくていいが良い所です
これを作るにあたって、昔大工さんが直線を引くのに墨つぼ
を使っているのを見て考えました(^.^)。