JAC くらぶ

むか〜し、むかし、JAC FC会員が買うことの出来る、「GOOD MORNING JAC」というビデオがありました。30分くらいのビデオですが、今では貴重な映像が入っております。その中から、真田・黒崎両氏によります漫才ネタ?をご紹介致します。

S・・・真田さん   K・・・黒崎さん   T・・・千葉師匠

1988年JAC冬合宿(志賀高原)でのヒトコマ・・・。JACのみなさんが全員で夕食を食べています。(ちょっと一段落って感じなのかな?)ヒトテーブル4人で、真ん中にすき焼き鍋あり。お揃いのJACジャージを着てます。
黒崎さん、マイクを持ち真田さんに近づきながら・・・。
K「え〜、それでは今回のこのパーティの主賓でもあります、え〜、賞、映画賞を三つも取りました真田広之さんが、ただ今おじやを作っております(会場 笑 ) すみません、このおじやの使う材料というのは、どういうものがあれば大丈夫でしょうか?」
真田さん、おたまで鍋をかき混ぜ中。
S「料理中に話しかけるなっ!」(会場笑)
K「すいません。あの〜、先生、後他に必要なものは何か?」
S「先生じゃないっ!シェフと呼べ!シェフとっ!」
K「失礼致しました。あの〜、先生・・・、シェフ!すいません」
真田さん、おたまで鍋のふちをトントン叩きながら・・・
S「後、これで海苔があったらベストなんだけどな」
K「海苔ですか?」
S「ノリ、You know ノリ?」
K「はい、わかりました。すいません。海苔、あの海苔を一つ二つでよろしいですか?」
真田さんここで卓上コンロを覗き込み、指をさしながら・・・
S「消えているじゃないかっ!(会場・お二人共大笑)おかしいなぁ〜、シェフとしたことが〜。消えているではないかっ!」
黒崎さん、お辞儀しながら・・・。真田さんはコンロの火をつけようとしています。
K「すいません。これうちの段取りの手違いですいません。しばしお待ち下さい。あっ、つきました。後、海苔を一袋、二袋くらい?」
S「あ〜、二袋」   K「二袋」  S「うん、うん」(頷きながら手を動かし続けるシェフ・・・)
K「これ、こつと致しましては、どういう順番に作ればよろしいのですか?」
S「まあ〜、これは、まあ〜俗に言うこの・・・何というんですか・・・残飯といいますか(笑)あの〜、すき焼きの残り汁で,それを活用してのおじやということ ですから」
T「料理番組やってんじゃないんだから〜」(お顔は映らず、声のみ。師匠のお言葉無視されてます^^;))
S「しょう油を大さじ三杯、それから、あの、自分で使ったこういうあの〜何ていうんですかっ、たまごの残り、(ここで器を持つ)これを入れるとおいし いのかな〜っと(言いながら鍋に回しながら流し入れる)」
K「なるほど。とてもおいしそうですね、これ」(顔がニヤニヤ)
S「これで初めてこの同じ、あの、釜の飯を食ったと・・・。合宿の意義があると・・・」
K「そうですね、はい。全くシェフの仰るとおりで・・。ありがとうございます。」
S「ワインを入れるとおいしいかもしれない」(テーブルに置いてあったワインをドボドボって入れます。会場悲鳴)
K「この、ワイン。ワインはちょっとめずらしいでございますね〜」
S「これ、あの〜、最近何て言いますか・・・。文化交流のはしりと言いますか、あの〜、和洋折衷ってんですかっ」
K「ああ〜、なるほどね」  S「はい」
K「はあ〜、そうですか。やはりステーキなんかでもワインとかよく使いますからね」
S「
そ ・う ・で ございますかね・・・。はい。おっ、海苔があのきたようですね」
K「きましたでございますか。海苔がきました。この海苔をいかように入れればよいのでございましょうか?」
S「普通、これ切るのが普通だけども(海苔の袋を切る真似)私の場合この袋ごと入れてしまう(入れる素振りを見せる)なぁ〜んてことは、いくらなんでもしない!(袋を切り海苔を出しながら)いくらなんでもしない。で、これをトランプの様にこうやりましてね。(扇形にひろげる真田さん^^;)一枚好きなのを取って下さい。(海苔を一枚取る黒崎さん)ババですねっ!自分で食べて下さい。これをこの上から・・・」(海苔をモミ砕きながら鍋に入れる真田さん)
K「先生。お料理もお上手ですけど、あの〜、お口も達者!!」(黒崎さん、トランプのババにハマッテ笑ってます)
S「いや、口がこえてなければ料理はできませんからね」(あくまでシェフ真田!)
K「仰るとおりでございます。ありがとうございます。いや〜、お勉強になります」
S「はい。ここで火を止めます。はい、もう一袋いってもいいですか?」
K「はい。ようございます」
ここで、千葉師匠登場!
T「おいっ!!二人でメシの上でベチャベチャしゃべらんといてくれっ!つばが入るんだよ!つばがっ!」(入るっていうジェスチャー入りです)
黒崎さん、笑いながら師匠に頭下げてます。しかし、シェフは・・・。
S「いや〜、あの唾液というのは糖分を含んでおりましてですね(笑)結構この味付けに役立つんではないかと」
K「はい」
S「後はみなさんでこれを食べていただければいいなと・・・。私は料理だけはしますが、あの後片付けと、その自分の料理に対して食するということはしたとがないもんですから、責任は一切持ちません。どうぞお召し上がり下さい」


ここで、このシーンは終了です。この後JACメンバーで食した方がこのおじや、「美味」だったと言ってました。このレシピ試したことは無いですが、「真田おじや」、本当に美味しいのかな?
真田さん、黒崎さんの唾液・・・、この糖分が入らなければ、美味しくならないのかも〜^^;;(かなり危ない人の発言?)
読んで下さった方、こんなんで少しはビデオを見た気になっていただけたでしょうか?
(*ビデオを忠実に再現というのはなかなか難しいもの。言葉など、少し違っているかもしれません。楽しい様子が伝わればいいのですが・・・)

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