今回はダートについて独り言させていただきます。

ダートですよ。砂ですよ。
砂の上をお馬さんが走るんですね。

皆さんも浜辺などで砂の上を走ったことがあると思うのですが、
非常に走りづらいですね。
でも、波で水分を含んだような砂の上では多少は走りやすくなります。
ダートが良→稍重→重となるにつれてタイムが早くなることが
このことから分かると思います。(不良馬場までいくとさすがにタイムが遅くなりますが)
芝コースとは逆の性質ですね。

競馬大国アメリカにもダートコースがあります。
あるってゆうか、ダートがメインですね。
でも、アメリカのダートは「砂」ではなく「土」だそうです。
そして、良→稍重→重となるにつれてタイムが遅くなるそうです。
確かに、土でできた校庭のグラウンドは雨の後では走りづらくなります。

砂と土。
全く性質が異なるものであるのに、なぜ同じダートと名付けられているのだろう。
いや、マジでなぜなんだ?JRAさん。
この事実を世界のホースマンにちゃんと説明しているんだろうか。
JCダートに出走したアメリカの一流ダート馬が力を出し切れずに敗退している姿を見ていると
とてもそうは思えません。(不良になった年のフリートストリートダンサー以外)
十分な説明がなされていないとするならば、彼らはあまりにかわいそうです。
アウェイアンドアウェイですよ。ハードアウェイですよ。
アメリカには芝コースはありますが砂コースはありません。
JCダートよりもJCの方に適正があった馬もいたかもしれません。
はなっから来日すらしなかったかもしれません。

JRAに限らず発言力のある人は、世界に向けてこのような情報を発信してほしいです。

僕はあまりに無力。

(2006/03/09)


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