今年のやり残していた考察等をまとめてやってしまいたいと思います。

<総合成績>
支出  262000円
収入  385670円
回収率    147%

もし本命馬の単勝を均等買いしていたら回収率140%
もし本命馬の複勝を均等買いしていれば回収率127%

今年のデッショの予想が終わりました。
目標である回収率200%には届きませんでした。
本来なら200%に届くにはどうすれば良いのかについて考えないといけないのでしょうが、
どうすれば良いのか分かりません。
買ってはいけない馬を何頭か買ってしまっていたので、
そういうのをなくしてゆこうとは思うのですが、
今年唯一当たったレースが絞りに絞った予想だったので、
絞れば解決できる問題でもないようです。
ひたすら感性を磨くしかないのかなぁ。
がんばろ。

<ハーツクライ>
ドバイの反省のページで、競馬理論の「脚質転換好走馬は次走で評価を下げて考える」の
完成のためのサンプルとしてハーツクライのキングジョージでの走りが楽しみみたいことを書きました。
レース後すぐに考察すべきだったのですが、ハリケーンランやエレクトロキューショニストとの
本来の力量差がいまいち掴みきれなくて、理論の検証を先送りにしていました。(ゴメス)
しかし、ハリケは走るたびに劣化する一方だし、
エレクに至っては心臓麻痺で亡くなってしまい、
当のハーツは力を出し切れずにJCを1走しただけで引退してしまい、
今の今まで検証が延びてしまいました。(ゴメス)
しかし、何らかの結論を出しておかないと気分良く年は越せないだろう
ということでここいらで考察してみます。
まず、ハーツとエレクを比べてみましょう。
今年のJCの予想+実際のJCのレース内容からハーツはウィジャボードより
1馬身ぐらい強いレベルだと思います。
今年のプリンスオブウェールズSでエレクとウィジャが対決しており
1馬身差でウィジャが勝ったのですが、このときエレクは休み明けであり、
スローペースであったことから斤量差がひびいての結果だったと思います。
これらのことからハーツとエレクはほぼ同程度の強さではないかと思います。
しかし、キングジョージのときエレキは出走の見送りを考えるほどの筋肉痛を
訴えていたにもかかわらず、ハーツは負けてしまいました。
ハーツは脚質転換好走で力を出せなかった?
続いて、ハーツとハリケを比べてみましょう。
これがムズイ。難しすぎる。無理を承知で書く。適当に。
サンクルー大賞典とフォア賞より、ハリケ≒プライド
天皇賞(秋)より、アドマイヤムーン≒ダイワメジャー
香港Cより、アドマイヤムーン≒プライド
JCの予想より、ハーツAダイワメジャー
以上より、ハーツAハリケ
でも、キングジョージではハーツはハリケに負けてしまいました。
ハーツは脚質転換好走で力を出せなかった?

今回の検証によると「ハーツは脚質転換好走で力を出せなかった」
ということが分かりました。
しかし、ハーツはレース前から体調があまり良くないとか、
帯同馬を連れてこなかったことによる精神的な疲労の問題も噂されていたので
脚質転換好走によるものだけで力を出せなかったのかは分かりません。
よって、今回の考察にあまり意味は無いかもしれません。
ふー…。
まぁでも、こんなふうに意味のないことあることを思い巡らせるのも
競馬の楽しみだと思うし、皆さんも如何?ってことを言いたかったのです。
そうです。

<印象に残るレース>
秋華賞ですわ。
休み明けでは勝てないだろうと思われたカワカミプリンセスの力強い末脚ですわ。
あれには心底震えましたわ。
レースオブジイヤーですわ。
来年が楽しみですわ。

<ラインクラフト>
僕にとって今年一番ショッキングであったニュースはやはりラインクラフトの死亡です。
別れとはいつか必ず訪れるものですが、なかなかビックリしました。
好きな馬だったというような感覚はないのですが、
この馬がいなければ僕は競馬を完全にやめていたかもしれないのかと思うと、
やはり特別な馬であることは間違いないでしょう。
もう一度走る姿を見たかったという思いはありません。
若くして亡くなった原因が走ることだったからかもしれないからです。
走らなければ良かったのか?
でも走っていなければ僕は…。
ラインクラフトはどうしていたら良かったのか。
半年に1回ぐらいサラブレッドの幸せとは何かについて考えることがあります。
でも、いつもすぐにやめてしまいます。
分からないからです。
分からないからです。
でも、考えることはやめません。
やめてはいけません。
結論を急ぐ必要はありません。
半年に一度は考えないといけません。(別に皆さんに強要しているわけではないですよ)

心の中のラインクラフトと共にこれからの競馬をサラブレッドを見てゆきたいと思います。
ありがとう。

(2006/12/31)


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