「予想→レース→反省」をひと括りに考えてきた。
競馬の予想は難しい。
それは「レース」という不確定要素であり、そして、絶対に超えることのできない時間のカベが存在するから。
「予想→レース→反省」をひと括りに考えていいのだろうか。
「予想→レース」と「レース→反省」に分かれているのではないだろうか。
いや、むしろ「反省→予想」というまとめ方しかありえないのでは。
不純物を含まない括り方なんて「反省→予想」しかありえない。
「予想→レース→反省」をひと括りに考えるのは、甘えなんじゃないだろうか。
「予想」の良し悪しを「レース」という分かり易い指標に委ね、「反省」という確認を行うことで
納得や安らぎを求めようとしているのではないだろうか。
それは勝負師のあるべき姿なのだろうか。

では、「反省→予想」があるべき姿だとして、それの良し悪しをどう判断したらよいのか。
それは自分に委ねられる。
結局のところ、自分の納得のいく予想ができるかどうかに行き着く。
それはシビアで、苦しい作業。
そこでも甘えてもいいのかもしれないが、その先にあるは破滅。

でも、勝つとか儲けるとかを度外視しているわけではない。
それを目指してたどり着いた「反省→予想」でもありますし。
ただ、その前にすること、できること。
というか、「反省→予想」しか人間にはできない。

(2013/8/13)


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