2007菊花賞

・買い目
07kiku1

07kiku2

・短評

  ヒラボクロイヤル: G1で勝負になるようなパフォーマンスを見たことがないんですよねぇ。ホオキパウェーブの近親らしいですけど僕は血統論者ではないので無印。

  ウエイクアイランド: クラシック戦線には一度プリンシパルSで乗っているのですが、たいした走りではなかったので無印。

  ブルーマーテル: いまいち能力をつかみきれていないのですが、前走が脚質転換好走だったということで無印。

  ロックドゥカンブ: 前走のセントライト記念でゴールデンダリアを抑えて勝利したわけですが、ダリアがロック鞍乗の柴山騎手のムチにひるんで失速したように見えるんですよね。そのダリアがダービーで6着に負けているのでロックもしんどいのかなぁということで無印。

  エーシンダードマン: しんどい。

  コートユーフォリア: しんどい。

  タスカータソルテ: ダービーで本命にしておいてなんなのですが、しんどい。

  マンハッタンスカイ: しんどい。

  サンツェッペリン: 2着と好走できた皐月賞のステップレース(スプリングS)でも大敗していましたが、あの時は脚質転換好走後という明確な理由がありました(あくまでもデッショの持論なのだが)。しかし、今回のオールカマーでの大敗には理由がない。なんとなく買いたくない。

10 アサクサキングス: ダービー2着馬。雨が降らなければ安定した成績。

11 フサイチホウオー: どうしたんでしょう。

12 アルナスライン: この馬には2つの選択肢があった。1つは神戸新聞杯。もう1つは京都大賞典。結局は馬インフルエンザの余波で入厩が遅れて態勢が整わず、また骨折明けということもあり余裕を持たせて京都大賞典を使いました。しかしその結果、菊花賞へは中1週というきついローテとなってしまった。何か矛盾しているように思うんですよね。僕としてはJCかアルゼンチンへ歩むのが理想かなと思うのですがね(何の決定権もないけど)。ローテが悪いということで無印。

13 ローズプレステージ: しんどい。

14 デュオトーン: しんどい。

15 ベイリングボーイ: しんどい。

16 ドリームジャーニー: 距離が二四に変わり間違いなく菊への最優良ステップレースとなった神戸新聞杯の勝ち馬。当然買います。距離が不安視されていますが、二四が走れたら三千も余裕でしょ。

17 ホクトスルタン: 前走の神戸新聞杯で、順調に使ってこれたというアドバンテージがあったにもかかわらず休養明けの馬たちに負けてしまったあたりにこの馬の限界を感じたのですが…。無印。

18 ヴィクトリー: 岩田騎手が騎乗停止中の土日もこの馬に付きっきりで調教していたみたいですね。こういう話結構好きです。菊ではあまり気性難の馬は買いたくないのですが、陣営の努力を買います。


・総評

以前(夏頃かな?)、何かの雑誌で横山騎手と四位騎手の対談が載っていたのですが、
両騎手共に騎乗経験のあったアサクサキングスがダービーで2着にきたことについて触れられていました。
横山騎手は2歳の頃からキングスは距離が伸びてこその馬だと語っていたらしく、
四位騎手は「ノリちゃんの言ってた通りだよ」みたいなことをコメントしていました。
そして今回、アサクサキングスに四位騎手が騎乗するわけですが、
四位騎手はホクトスルタンをラビットにするのではないかと考えられます。
おそらく逃げるであろうと思われるホクトスルタンには長距離の名手横山騎手が騎乗し
絶妙なペースでレースを進め四位騎手はこの馬を目標にすればいいだけということになり、
非常に楽に競馬ができると思うんですよね。
あの対談や今週の四位騎手の「強気の競馬をする」というコメントから
このような考えに至りました。
よって、私の本命は10アサクサキングスです。

相手には、16ドリームジャーニー、18ヴィクトリー。

またはずれちゃうの?
嫌なのだが。
嫌なのだが。

(2007/10/20の夜中)


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