HOMETerzo EM22

TERZO EM22 PROFESSIONAL 〜 ボードアタッチメント(2段積みタイプ)


■2021年4月18日(日)現在、ヤフオクにて「TERZO EM22」が出品されています。当方のサイトに掲載した画像を無断で使用しています。また、入札を検討されている方は、商品案内にパイプのエンドキャップの画像が掲載されていませんので、出品者に追加画像をリクエストされるとよいでしょう。

■参考資料

※画像:当方で所有する「TERZO・2001年・春夏版カタログ」より

■廃番
・2002年、TERZOのボードキャリア、’EM22’をネット通販で購入。2012年になってあらためてネットでこのU字型のボードキャリアの商品通販を検索してみたところ一切それが見当たらず、これを装着した車の画像もほとんどまったくと言っていいほど見当たらなかった。購入当時にはこのモデルの廃番が既に決定していたのだろう。




※画像:当方で所有する「TERZO・1999年・春夏版カタログ」より

・保存してあったTERZOのカタログを確認してみると、2001年版には当該商品の画像に『限定販売』の文字があるが、1999年版カタログにはその文言は無い。名目としては『限定販売』であっても、実際には「新規の生産予定は無く、在庫限りの販売」としての扱いだったのだろう。

※現在、Terzo(テルッツォ)では当該商品を扱っていない。



※画像:当方で所有する「TERZO・1999年・春夏版カタログ」より
・TERZO スポーツプロジェクト ディレクター:ピート・カブリナ

■オークション

・80年代のウインドサーフィンブームからすると、その後ウインドサーフィン人口は激減しており、ウインドサーファー自身にとっても、このU字型ボードキャリアがどうしても運搬に必要というわけでもなく、また、商品の価格設定も高めであったため、そうした事情からすれば廃番も必然だったろう。ウインドサーフィン専用ゲレンデである千葉の検見川浜でも、わずか数台しかこのタイプのボードキャリアを使用している車を見かけないので、今や稀少なモデルとなってしまったようだ。オークションで中古品が出品されることが年に数回は必ずあるので、必要な方は注意されているとよい。

※当サイトの画像が無断で出品者に使用されることがありますが、どうぞ使用をお控えください。

・ステンレス製で堅牢な商品なので、エンドキャップの錆びやボルトのネジ山崩れを除いては、本体そのものは比較的状態の良い商品が出品されているようだ。必要な方は、ちょくちょくチェックしていれば必ず入手できる。自家用車の買い替えに伴い、あるいはウインドサーフィンをやめてしまうなど、そうしたことがきっかけとなって、処分の手立て無く自宅に何年も眠ったままになっている’EM22’が、そこそこの数量、まだ全国に散在すると思われ、ぽつぽつとだが、それが今後も断続的に出品されてゆくだろう。




・’EM22’のサイズは、高さが約35cm、幅が約75cm。パーツ類を含めた総重量は、約6.2kg(実測値)。


・’EM22’に付属するクランプのサイズは、内径(実測値)で高さが約18mm、幅が約36mm、奥行きが約31mmである。キャリアバー自体の高さについては18mmを多少超えていても適合するはずだが、最終的な判断は各自にお願いしたい。

装着に別途必要な装備
・’EM22’を装着する場合、「キャリアバー」と「フット」、さらに各車種に適合した「ホルダー」が別途必要になる。

車高制限について
・ 商業施設の駐車場や屋内型のコインパーキングなどでは、一般に2.2m前後の制限高を設けている場合が多いようだが、自動車に’EM22’を装着する場合、’EM22’本体の高さ(約35cm)に加え、別途必要なベースキャリアの全高を加味し、駐車場に入庫可能な車高の範囲に収まるかどうかを予め確認しておく必要がある。オデッセイ・RA6型(車高1615〜1630mm・フットがロータイプの全高9cm)の場合、最上部のバーにボードを積んでさえいなければ大抵の駐車場は利用できる。制限高2.0mの駐車場では、ボードを積載していない状態で、ボードキャリアの最上部のバーが入り口の基準バーにスレスレの状態となった。フットの全高が高めの場合、それに’EM22’を装着すると、車種によっては2.2m前後の制限高でも引っかかるケースが出てくるだろう。

・’EM22’のようなU字型ボードキャリアの装着を考えていらっしゃる方は、車高をよく考慮しておかないと入庫できない駐車場が出てくるので、以上、ご参考いただきたい。また、商業施設の駐車場以外にも、アンダーパス等には希に車高制限が2m程度のかなり低い場所も有り、うっかりと通過しようとして車のルーフごと破損してしまわないよう注意が必要。さらに、一般の個人宅でも屋根付きの駐車場である場合、キャリアが屋根や支柱等に接触する場合もあるので、その点を常に念頭に置いておかれるとよい。



■商品のインターネット検索

・「Terzo(テルッツォ) EM22」では出品商品にヒットしないことがあるので、「TERZO、サーフ、ボード、キャリア、アタッチメント、二段、二段積み、U字型、ウインドサーフィン、サーフィン、中古、通販、オークション」等のキーワードを適宜組み合わせて検索するとよい。

・’EM22’は、本体、および取付け用パーツ類がステンレス製のため、中古品でもコンパウンド等で磨けばそこそこきれいにクリーンナップできる。クロームメッキされたアルミ製のエンドキャップには大抵’ピッツ(pits:アバタ状の腐食)が浮いているが、本体そのものはかなり頑丈にできているので、使用上は差し支えない。

■商品の状態確認
・オークションや通販では、なるべく詳細に商品の状態を確認することをお勧めする。’EM22’の場合は、パイプの状態、エンドキャップのピッツの状態、クランプ取付け部の状態等の他に、パーツ(取付け用クランプ4個、ボルト8本、スプリングワッシャー8枚、プレートナット8枚)の有無、また、クランプの歪み、ボルトのネジ山崩れ等、パーツの状態についてもよく確認し、価格の適正度を含めて冷静に、かつ総合的に検討、判断されるとよい。

■アイバワークス製二段積みボードキャリア
・Terzo(テルッツォ) 製以外にも、かつてはアイバワークス製の二段積みキャリアが存在した。一見したところではテルッツォ製と大変よく似ているが、パイプ径は’EM22’よりも細めで、全体の形状も’EM22’のような丸みを帯びた「U字型」ではなく、むしろ「コの字型」に近い角張った形状をしている。また、エンドキャップは金属製ではなく、黒いプラスチック製のものが装着されていたようだ。オークションなどでは、希にアイバワークス製でありながらテルッツォ製’EM22’として出品されているケースを見かけるので、後でトラブルに発展しないよう、その点を予め出品者によく確認したほうがよい。



・車道側でボードを積み降ろすのは危険なので、ボードキャリアは車体左側(歩道側)に装着している。オデッセイRA型、RB型の場合だが、キャリアの装着位置を考慮すればサンルーフも開閉可能。トランスポーターとしてワンボックスカーを所有する予定がなく、強風時にボードを2本以上運搬するようなウインドサーファーには、このボードキャリア(TERZO EM22)が役に立つかもしれない。風を求めて各地をトリップする時にも便利だろう。

・TERZO EM22へのボードクッション(キャリアパッド)の装着については、まずキャリア(EM22)の形状、パイプ径(45mm)を予め確認し、その後で装着にふさわしいクッションパッドを選択するとよいだろう。キャリアバー二段のうち下段にはベースキャリアバーに固定するクランプを取付ける部分が二箇所あるため、ベルト式のキャリアパッド(ボードクッション)でないと装着できないかもしれない。各自の判断にお願いしたい。(当方はベルト式を使用)



・オデッセイ・アブソルート・RB1型・ミラノレッド(7人乗り)。
・普段は特に仕事のため、千葉県内、都内各地の移動に使用している。車内にウインドサーフィンのボード一本と道具類を積みっぱなしにしてトランスポーターを兼ね、強風時にはボードをさらに一本、キャリアに積載して海に通う。ドラムの機材も常時積載しているため、燃費は良くない。
※2015年3月31日撮影



・こちらは以前使用していたオデッセイ・アブソルート・RA6型(6人乗り)。
・RB型に替えて気づかされたことだが、このRA型のほうが車内が広々として結構ゆとりがあり、使い勝手も良かった。ウインドサーフィンのトランスポーター兼一般乗用にはRA型のほうが適している。RB型の車内空間の狭さ(体感的にはRAより二回り狭い)、故障の多さ(セルモーター交換・パワーステアリング用ポンプ交換・ヘッドライト切れ)に辟易して、いずれRA型に戻す予定。2019年現在、既にRA型の中古車はタマ数がかなり少なく、目当てのモデルはもう見つからないかもしれない。それにしても、町なかの車を見回してみると、昔からのことだが、車体色が高齢者好みのくすんだ色や濁った色、灰色、白ばかりで、これには毎度辟易する。
※2005年11月29日撮影



オデッセイRB型とRA型
・以前の所有車、「RA型(アブソルート:6人乗り)」と現在の所有車、「RB型(アブソルート:7人乗り)」とを比べての印象として、このRB型は走りはよいが、車内空間がとにかく「狭くて窮屈」。閉塞感だけでなく圧迫感さえ抱く。セダンや軽自動車等から乗り替える人からすれば何ということはないだろうが(近年の軽自動車のほうがよほど広く感じる)、同じオデッセイとして比較すると、体感的には二回り分車内が狭くなった。当方は閉所恐怖症とまではいかないが、乗車している間中、閉塞感と圧迫感にじわじわと攻め寄せるストレスを常に感じてしまう。

・RBになって6人乗りタイプが廃止され、二段あったグローブボックスも容量の小さい一段のみとなり、また、フロントドアポケットも容量が減るなど、収納スペースが極端に縮小され、座席の下やセンターテーブルの下のわずかな隙間に小物ケースを押し込んで済ます以外になくなった。座席の脇から何か小物を落としたりすると、場所によっては手や指が隙間に入らないので、拾い出すのに割り箸を使って掻き出すなどしなくてはならず、大変な手間がかかる。

・ミニバンのイメージといえば、個人的にはRA型の広々としたゆとりの車内空間、積載能力の高さであり、それこそがミニバンの最大の価値であり、大きな魅力だった。RA型はフロントシートの足下もすっきりとして広く、6人乗りモデルであれば車内にウインドサーフィンのボード2本(フィンを外した場合)にセイル5〜6本、マスト、ブーム、その他の道具類を積んでも、まだ座席を4席確保することができた(4名乗車するかどうかは別として)。そうしたミニバンの本来的価値がRB型ではものの見事に破壊されてしまった。

・RB型のカタログには、「独自の低床化技術を駆使した革新プラットフォーム」といった売り文句が高らかに謳われ、先代モデルと遜色無くスペースが確保されているかのような印象を与えるが、現実には、例えば運転席の足下は床が座席側やセンター側に向けて段差のような傾斜になっており、ある程度走行していると、特に左足のスペースが少なく窮屈なため、次第に左足が疲れてくる。「低床」といってもあくまでそれは車内の一部最大値だけを示しており、誇大表示、あるいは詐欺的表現といっても過言ではない。実際のフロアはいびつで、車内全体のスペースとしては非常に窮屈で狭く、実情はまったくひどい。先進技術や先進性を前面に押し出すために見せかけを誇大に飾り、そのあまり、優先度の高くない事項に関しては利便性や実用性を犠牲にせざるをえなかった様相だ。

・インテリアや装備については、ドアバイザーを独特のデザイン形状にしてあるため、雨の日にウインドウを5cm以上開けると「だだ漏れ」となり、車内ドア付近がび浸水状態となる、純正のオーディオ関連機器やエアコン関連の操作パネル付近はいかにも高齢者が好みそうな無駄にスペースをとったもったいぶったデザインで、自由度がかなり低い。ウインカー作動時に出るリレー音が小さすぎて、走行中にエアコンを作動させているだけでまったく聞こえなくなる。ウインカーのインジケーターはハンドルの陰になって全く見えないので、ウインカーやハザードランプが点滅し続けていることに気づかずに走行してしまうことが何年も続き、全く慣れない。

・フロントピラーが太いため斜め前方の視認性が非常に悪く、安全確認が遅れ、ひやりとすることも希ではない。これまでに経験したことのないユーザビリティーの悪さに辟易している。遊び心があるデザインであればまだしも、ただデザインを遊んでみただけといった趣で、実用性や機能性といった本質的に非常に重要な要素についての感覚や知見をまるで持ち合わせない素人デザイナーやセミプロ設計者に丸投げして済ませてしまったかのようで、ホンダスピリットのはき違え、空回りも甚だしい。

・さらに、走行距離が約7万kmに達した頃、セルモーターが故障し、リビルト品に交換しても修理費が5万5千円、翌年、今度はパワーステアリングの油圧ポンプが故障し、やはりリビルト品に交換して修理費に約4万円を要した。ネットで調べてみると、何とRB1/2はこの「セルモーター」と「油圧ポンプ」の故障率が異常に高いことで整備業界によく知られている事実なのだそうだ。

※参考サイト
オデッセイ【車検後に恐い2つの高額故障】とは?!
RB1 オデッセイの故障&弱点を「部品屋の視点」で解説!
RB1/2 オデッセイに潜むトラブルとは?!

・さらにその翌年、ヘッドライトの一方(左)がちらつきはじめ、数日後、点灯不能に。時期を同じくして、半月後、右のヘッドライトもついに点灯不能に。

・とにかく使い勝手の悪さ、故障の多さに関しては事欠かない。RB型については、数値的なマジックやコンセプトのまやかしによってまで売り上げを優先せざるをえないホンダの切迫感や判断の甘さが伝わって来、乗る人の思いに寄り添った設計や装備というものがさりげなく感じられたかつてのホンダらしい誠実さや取り組みといったものがかなり薄れたように実感される。

・燃費については、車は普段主に仕事で各地への移動に使用し、ウインドサーフィンの道具(ボード1本、その他道具類)を積載しているため、RA型の場合は約8kmだったが、RB型では、ウインドサーフィンの道具以外にもドラムの機材(スネアスタンド1本、ハイハットスタンド1本、タムタム用スタンド4本、ロートタムという薄型タムタム9台、その他小道具類)を積載するようになったため、約6.5kmである。これら二タイプのオデッセイは街乗り程度の用途であれば6〜7kmが標準的らしいが、この時代にして今もってガソリン垂れ流しに近い技術水準にとどまっているというのも、大変情けなく残念なことである。

・ただ、RB1/2(前期型)のこの流麗な車体フォルムにについては、デザインとしては他のどのタイプのオデッセイよりも美しく、ヨーロッパの高級車にあるようなデザインの洗練性や気品さえ醸し出されていて、その普遍的な魅力は今も失われていない。「走り」についてはよくわからないが、RB1/2のとりえといえば、前期型のこの車体フォルムだけかもしれない。ドレスアップすればよりラグジュアリーになるかもしれないが、エンブレムの無いグリルに交換しただけでDQN認定されて恥ずかしい思いをしなければならないから、ワンパターンなDQNカスタムとの明確な違いを出すのは難しいかもしれない。

・ずっと憧れだったRB1に乗ることができたので、これはこれでありがたく思うが、もう二度とこのような窮屈な車には乗りたくない。それにしても、ホンダのロゴエンブレムを見ると、昔からいつも耕耘機を思い浮かべてしまうのはなぜだろう。。。


ホンダ・オデッセイ・RB1/2の中古車の購入を検討されている方へ
・RB1/2(前期型)の洗練された車体フォルムに高い価値を認めている方の中で、この中古車を入手したいと考えている方もいらっしゃると思うが、特に@セルモーター、Aパワステポンプについては予め販売店に交換履歴等をよく確認したほうがよい。交換してあれば安心というわけではないが、交換していないとすると、購入後そう遠くない時期に壊れる可能性が非常に高い。また、セルモーターやパワステの調子がおかしいと思ったその時点で即座に点検に出さないと、当然、出先でのレッカー運搬をも覚悟しなければならない。当方自身、セルモーターの故障によりレッカー運搬のはめにあった。パワステについては、ハンドルを切る際にハンドルが重くなる現象が出始めた時点で修理に出した。

・さらに、ヘッドライト(キセノン)も、特にこの年代のものは故障が多いらしく、「チラつき」が出はじめたら、間もなく作動が停止する。当方の場合、以前RA6を購入したホンダのディーラーでヘッドライトをチェックしてもらったところ(無料)、電子バラストのほうは異常無く、バーナー(バルブ)が寿命のため交換する必要があるとの所見で、左右のバルブ交換費用が約3万5千円と見積もりされた。そこで、いつも車検と修理を依頼している近所のスタンドのメカニックに相談したところ、安いバーナー(バルブ)は性能の個体差が大きく、交換してもすぐに壊れるものが多いが、「AGPTEK」のものなら比較的無難だというので、左右セットで約2,200円のバーナーをアマゾンで購入し、工賃を約1万1千円に負けてもらって、総額約1万4千円で交換修理してもらえた。当方の場合、左右のヘッドライトが故障した時期がほぼ同時期だったため、交換費用は1回分で済んだが、一方のヘッドライトを交換修理した直後にもう一方のヘッドライトを修理するようなはめになったら、泣くに泣けない。

・中古のヘッドライト・ユニットの場合は、商品ごとに価格がさまざまなため、商品代を含めた交換修理費の総額は、最低でも2万円は覚悟しなければならない。しかも、見かけがいくらきれいでも中古は中古なので、当然、交換後にすぐに作動停止する可能性は低くないので、その点も念頭に置いておくべき。

・その他、当方の車両については、2019年8月現在、軽いオイル漏れ、電動格納バックミラーの動作不良、パワーウインドウの動作不良等、経年による不具合が各所に発生中なので、そうした点も念頭にきちんと整備しておく必要がある。



■オデッセイ RA6型(6人乗り)

・オデッセイ RA6型(6人乗り)
・6人乗りタイプであれば、車内センターにセイル5〜6本を積み上げ、さらにボード1本、マスト4セット、ブーム2本、その他道具類を車内に積載しても、まだ座席を4席確保できた。


・オデッセイ RB1型(7人乗り)
・RB型は先代RA型に比べ車内が体感で二回りほど狭くなっただけでなく、6人乗りタイプが設定されていないため、車内のセンターにセイルを収納すると運転席では肩付近までセイルが積み上がってしまい、いっそう窮屈になるだけでなく、車外後方の視界が妨げられ、非常に危険。また、ウインドサーフィンの道具以外にもドラムの機材(スタンド類5台、ロートタム12台、その他小型機材)を積みっぱなしにするようになったこともあり、現在は2列目の座席の一方も格納し、他方の後部座席もふくめて全て道具、機材類を積んでいるため、前列のわずか二席しか使用できない状態。とにかく狭く窮屈なオデッセイRB!
※2015年7月20日撮影
※ボードは気圧の大きな変化によってコア(発砲スチロール)とシェル(外殻)
が剥離を起こすため、エアバルブを緩めて収納する。特に春季などのように夜間と日中の気温差が大きな日には車内の室温が極端に変化し、それに伴ってボード内部においても極端な気圧変化による膨張と収縮が起き、剥離を起こしやすいので注意。



・オデッセイRB1型(7人乗り)
・ボードは、「のれん用パイプ(プラスチック製のエンドキャップには熱したクギで溶かして穴を開けた)」に「パイプ保護カバー」を巻き、それに「旅行カバン用結束バンド」を通して車内の取っ手に固定して吊り下げている。

・また、ボードの積み下ろしの度にフィンをいちいち着脱するのは面倒なので、車内ではボードを裏返しにして収納してはいない。さらに、走行中、ボードが左右に揺れないよう、別に「ゴムロープ(二輪車用品・写真にあるブルーのゴムロープ)」で片側に寄せて固定し、ボードのノーズには「便座カバー」にゴム紐を装着して被せてある。

・以上の材料は全て100円ショップ、「ダイソー」で入手した。カー用品店でサーフボード等を車内に積載するための既成キャリア(素材:アルミ、プラスチック)を購入したが、固定が十分でなく、ウインドサーフィンのボードを積載するには自由度が無く却って不便で、結局その既成キャリアは使い物にならず廃棄した。

※ボードのテイルは発進時などにリアウインドウに当たる場合があるので、損傷を防止するためには、便座フタ用カバーにゴム紐を通すなどして、上の画像にあるノーズ保護カバーのようなテイル用の保護カバーを自作して使用することをお勧めする。






※記事作成:2013年1月
※追記:2019年8月1日

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