●患者の訴えの特徴
女性に多いが症状の男女差はなさそう
痛みに対する恐怖心
先の見えない不安感
昼夜を問わない頻尿
腰痛、膀胱痛
膀胱痛とともに腸の違和感も
冷え
ストレス
●予後の良い人
食事療法
早い段階での徹底した痛みのコントロール
(痛みの記憶がその後にまで影響する。痛みは忘れるが辛かった記憶はいつまでも残る)
●その他
まずはストレスを除くこと
痛みの内部・外部の原因を直接除く治療への期待
●IC治療の今後への期待@
「C60」でアレルギー治療(2007.7.6 朝日新聞)
6個の炭素原子でできたナノ素材「フラーレン(C60)」がアレルギーの治療に使える可能性を、米バージニア州立大のチームが確かめた。
C60の直径は約1ナノメートル(ナノは10億分の1)より小さい。チームは、これを人間のさまざまな免疫細胞とともに培養。アレルギー反応の引き金となるマスト細胞がヒスタミンを放出するのを、C60が防ぐことを確認できたという。(ジャーナル・オブ・イムノロジー)
●IC治療の今後への期待A
理化学研究所新治療法に道(2007.12.4 朝日新聞)
花粉症や食物アレルギーなどのアレルギー反応が起こる際に、必須の働きをするたんぱく質を、理化学研究所の研究チームが見つけた。このたんぱく質を制御することで、新しい治療法の開発につながる可能性があるという。研究成果は2日付けの米科学誌ネイチャー・イミュノロジー電子版に掲載された。
アレルギー原因物質(アレルゲン)が体内に入ると抗体がつくられ、免疫細胞の一種「肥満細胞」を刺激。そこからヒスタミンなどの化学物質が放出され、アレルギーが発症する。
理研免疫・アレルギー科学総合研究センターの黒崎知博グループディレクターらは、化学物質が放出される時に、細胞質内でカルシウム濃度が上昇することに着目。カルシウムセンサーのような役割があると考えられるSTIM1というたんぱく質を調べた。STIM1を低下させたマウスでは、細胞外からのカルシウムの流入が抑制され、アレルギー反応も抑えられていることがわかった。
STIM1は、体に必要な別の役割を果たしている可能性もあるため、鼻や皮膚など局所的に制御できれば新しい治療法の開発につながりそうだという。黒崎さんは「アレルギー体質を変えることはできないが急性症状を抑える薬が開発できると思う」と話した。
間質性膀胱炎の食事
IC diet
栄養士からのお勧めレシピ