私は平成15年に「間質性膀胱炎」と診断を受け水圧拡張術を受けました。
長女が見つけてくれたICAのHPにより「食物アレルギー」や「免疫不全」が関係するということを知ったのは早い段階でしたが、NG食品群がどのようなつながりを持っているかは未知の分野でした。
病気もまだ広く知られているわけではないし何の参考文献もなくただ自分の身体と向き合うのみでした。
そこで、病態栄養は私の専門ですので、自分の食生活とあらわれる症状から徹底的に検証してみることにしました。
分類ができれば列記されていないものでも注意を払うことができます。
自分の好きな食べ物がほとんどNGでしたので正直どこから始めようという有様でしたが、効果は徐々にスピードを上げて現れ、専門病院での治療の平行とともに術後一年半後には体感的には全く正常になりました。
振り返ってみれば結局好きなものが最終的にNG寄りだったとも言えます。
「間質性膀胱炎」と診断された方の多くも多分そうではないかと思います。
それだけに食生活を変えることには抵抗もあるのではないでしょうか。

現在の私の食生活は、風邪ぎみの時や花粉症の時期、生理前後など粘膜が弱る時期に気をつけている程度です。
NG食品につきましては納得した分疎外感が出ておりますし、自然によりわけることができますので外食や会食も苦痛ではなくなりました。
そして不快感が消えていく段階ごとに摂取後のダメージへの恐れのほうが大きくなり、嗜好が自然に変わっていきました。

まずは私の初期の頃の食事日記をご参照ください。
「だめだめレシピ」として紹介しております。
疑わしい食品にマークをして痛み方を時間を追って分析もしています。
夜間のトイレの回数が少ないと思われる方もいらっしゃるでしょうが私はもともと水分の摂取が少ないためです。
胃弱のため水分をたくさん摂取することが苦痛なので尿をきれいにすることを常に考えていました。
皆様にも早々に平穏な日々が訪れますよう、ご参考になることを願っております。

 
 わたしの病歴と治療

間質性膀胱炎の食事
   IC diet
栄養士からのお勧めレシピ