組み方の 一例

まず始めに 作成するハトメの部分ですが
キット添付の部品を使用するのでは無くて
『メタルベアリング』『ボールベアリング』
『新シャーシについている POM素材の物』
『ロックホイール添付の POM素材の物』
の 一種類を使用することを お奨めします。

キット添付のハトメは ABS樹脂のため
変形しやすく 高速走行には 不向きです。

次は ホイールですが
キット添付の組み立て例では
直ぐに 取り付け指示がありますが
まずは ホイールを付けずに
組み立てをします。

『フロントドライブユニット』と
『リアドライブユニット』が出来上がり後
シャーシに組み込み。
その後 慣らしに入りますが 
ギアに 【ピカール】をつけています。
(注.まだホイールは付けてません)
時間は 音が静かになるまでで
おおよそ 1時間位かと 思います。

気分によってですが。。。
図の如く ドライブユニット を
シャーシに ネジ止め している場合も
あります。 

(ドライブユニットが緩くて外れる
  マシンには 有効かと思います)

ギア慣らしの 時間の合間に
BODYのローラを取り付けます。

自作の(ダブル)ローラが一番いいのですが
中々 作るまでには。。。と思います。
オプションパーツとしては フロントアンダー
ローラをお奨めします。(図 最下段)
更に図の様に 上側にもローラを取り付けた方が
安定します。
スライドローラ・ダブルローラでは安定性に
不安が残ります。(フロントアンダーと比較して)
セッティングローラの0度の選択もありますが
こちらは 更に不安定となり 全くお奨め出来ません

フロントに対して リアとなると 選択枝が狭くなります

オプションパーツの アジャストリアローラを
0度で取り付ける事をお奨めします
ローラ自体は添付のゴム付きで無くて 黒等別の物に
交換するのが良い結果となりそうです。

自作して (ローラの)位置を下げる工夫をされている
マシンも見受けられますが 私的にはまだまだ 遅いので
試したことはありません。

フロント・リア共通の問題として
ローラ間を95mmに如何に近づけるか?
また 左右の大きさをどの様にするか?
上下のローラ系をどの様に配置するか?
等々 マシンの挙動・コースで 工夫してください。

ギアの慣らしが 終了後 好みでギアの角を削ります。

例えば 図最上段の様に ドライブギアの角を丸める。

上から2段目の図の赤ギアの角を削る 
等の方法があります。(詳しくは紹介しません)


最後に ホイールの選択となりますが
大径ホイールと(大径に付属の)タイヤを履かせるのが
一番スピードに乗るようです。
(但し、この組み合わせでは タイヤが外れやすい為
 瞬接か両面テープで固定する必要があります)
この組み合わせの最大のネックは ホイールの破損です。
強度的な問題か? 亀裂が入ってホイールが外れます。

強度を考慮すると ロックホイールが一番の様です。
私的には まだこのホイールで早いマシンが無いので
どの様に工夫をするか? 判りませんが。。。


ところで ここまで 一例について見ていただき
ありがとうございます。
肝心のモータですが 付属のモータでは力不足でして
お奨めは 爆チューンエンジン しかありません。
ただし ハイスピードギアを積んで爆トルクエンジン
の組み合わせは 今試している途中です。
近々 紹介したいと 思っています。


他の サイトの例も参考として頂き 
自分のマシンを より早く・より安定に
改良&工夫をされますことを 願います。  
             
                北の館

説明が前後しますが
ギアの慣らし が終わった後 ギアの清掃をします。
基本的に ゴミ取り作業なので 
『中性洗剤での水洗い』でも OK
図の様に 『油類』での清掃も有効です。
(油は揮発性の高い物が良さそうですね)

清掃の後は やや粘度の高い 『油』『グリス』を
塗っておくのが 良いでしょう。

そして タイムアタック直前には 揮発性の高い
『油系』の物(又は同等と思われる物)で
表面に軽くコーティング!
終わったら 又 清掃をして 『油』塗りを実施。

丁寧に仕上げることが 速さへの第一歩です。。。