AMATEUR GUITAR REPAIR

Blue Bell W-350

ブリッジ剥がれ

 もう、絶対ジャンクギターを買うのは止めようと思ってたのですが、、、またまた買ってしまいました。

 ブルーベルのW-350です。鈴木バイオリン製でトップ単板、5-9-5サウンドホールロゼッタがカッコエイです。弦高は6弦12Fで1.6mmぐらいでビビリます。ブリッジが剥がれていて、ブリッジからサウンドホール辺りが陥没してます。

 

 ボディー内部は同じ鈴木バイオリンのTG-003と同じような感じです。ネックブロックに隙間があるのでネックが起きやすいように思いますがこのW-350は大丈夫です??(TG-003は起き上がってます)。


 ブリッジをはがしましたが今回は上手くできました。青い色がついてるけど何やろうか?。接着面をクリーニングし接着部分に塗料が残ってるのもはがしました。玉膠を溶かしときましょう。

 ここでちょっと問題が、、、ネックに定規をあてまっすぐのラインがブリッジの高さと同じならGOOD!なんですが3mmぐらい隙間があります。12フレット上弦高が1.6mmなので2.5mmにするにはサドルを1.8mm高くせんといかん、、、それではサドルが出すぎる、、、3mmぐらい厚いブリッジを持ってますがピンの穴位置が違うので使えません。新しく作ったらエイけんど難しそうやしね、、、。


 で、厚さ2.5mmのローズウッド板が有ったので貼り合せて嵩上げしました。膠を使いましたが寒い時期なんで上手接着出来るろうか。


 ネックのまっすぐのラインよりブリッジの高さが1mmぐらい高くなりました。ちょっと高すぎたか?弦高を12Fで6弦2.5mm、1弦を2.0mmに調整しました。ブリッジが剥がれないか弦を張りっぱなしで様子をみましょう。

 MonotisのYouTubeチャンネルに試奏動画アップしてもらいました。「ブルーベルW-350 試奏」


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