AMATEUR GUITAR REPAIR

キャッツアイ CE600CF

ネック調整

 

 

 キャッツアイのCE600CFをいつものリサイクルショップで買いました。青いケース付きだから(?)ジャンクコーナーではない所に置いてました。弦高は4.5mm(6弦12F)ぐらいだったので、トラスロッドをぎりぎりまで締め、サドルもぎりぎりまで削って3mm(6弦12F)〜2.5mm(1弦12F)に弦高を下げました。弾けない事はないけどまだ5Fあたりから反ってるので、、、指板を削って調整するかな〜、、、。

 正直なところキャッツアイギターに対して良いイメージがなかったのですがこのギターはGoodです。恐るべしCat's Eyes!


 

 力木がはがれている可能性もあるので中を覗いてみたけどはがれてないようなので、指板をはがして反っている5フレット辺りからナットまでを削る事にしました。 

 セルバインディングを外して、アイロンで熱をかけてゆっくりと指板をはがしました。木工ボンドで接着してたようですが比較的きれいにはがせました。ついでにトラスロッドも外して、溝を掃除して仕込み直しました。

 サンドペーパーでナットから5F辺りを削りまっすぐになるように調整しました。ナットから1フレット辺りまで空洞(トラスロッドが入ってない部分)が出来ているので埋木しました。

 はがしていた指板のセルを接着してから指板をタイトボンドで接着しました。


 

 少し細くなったネックに合わすためバインディングを削ったのでラッカーでタッチアップしました。ナット底面と指板接着面が同じ高さになってカッコ良くなった(^。^)。弦高は12Fで6弦で2.6mm、1弦で2.1mmぐらいになりました。私はこれぐらいの弦高が丁度良いです。


 ブリッジプレートのピン穴が削れているためか、サドルに弦の巻き返し部分が乗ってしまうのでメイプルの板を貼って補強しました。チューニングが安定したように感じます。

 


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