AMATEUR GUITAR REPAIR

YAMAHA FG-360とFG-252

ネック調整

 

 グリーンラベルのFG360です。サイド、バックはコーラルローズ合板でマホガニー合板のFG180とはチョット感じが違いますが良い音がします。弦高は4.1mm(6弦12F)ぐらいで、サドルでは調整がきつそうです。


 時間が随分経ってしまいましたが、修理を再開しました。FG-130が比較的簡単に外せたので同じグリーンラベルなので簡単に取り外せるだろうと思いましたが、、、そうは問屋が卸さんかった。長い時間蒸気をあてたため表板が白濁しまいました。まだ湿ってる間に接着剤やシムを取除きました。

 サンドペーパーで削ると白濁は取れました。あとはヒール部分を削ってアリ溝部分にシムを貼り付け再接着しました。弦高は6弦12Fで2.5mm、1弦12Fで2.0mmぐらいです。

 MonotisのYouTubeチャンネルに試奏動画アップしてもらいました。「Yamaha FG-360 試奏」


 今度はFG-252(オレンジラベル)です。弦高は4.5mm(6弦12F)ぐらいで、今回もサドルでは調整がきつそうです。

 ブラックラベルまでは塗装が薄くネック接合部分に塗料があんまり溜まってないけどこれはたっぷり溜まってます。Pカッターで切れ目を入れてから後は同じ要領でネックを外しました。弦高は6弦12Fで2.5mm、1弦12Fで2.0mmぐらいになりました。

 オレンジラベルはそれまでの赤緑黒ラベルと比べるとブレーシングが高くなったり塗装が厚くなっているので「爆音」という感じではないけどこのFG-252は中々バランスの良い音で鳴ります。


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