AMATEUR GUITAR REPAIR

ARIA W-60

TOP割れ、ブレーシング割れ

 

 黒ラベルFG180Jと一緒に買ったジャンクのARIA W-60です。トップとバックのクラック、バックブレーシングの割れ、塗装の白濁等状態が良くないですが、5-9-5サウンドホールロゼッタやグローバーペグ、エボニー指板等、なかなか力が入ってる(?)ので良い音がしそうです。


 トップの割れをクリートで補強し無くなっていたブレーシングを作って接着しました。バックのクラック、バックブレーシングの割れを接着し修理完了。スケールが650mmの為かテンションが少しきついですが良い感じで鳴ります。

 MonotisのYouTubeチャンネルに試奏動画アップしてもらいました。「aria W-60 試奏」


 久しぶりにチューニングしたら弦高が高く弾きにくかったのでブリッジを削りサドルも下げて6弦12Fで2.5mmに調整しましたが、またまた弦高が高くなりました。これ以上ブリッジは削れないのでネックアイロンを借りて修正したら弦高が低くなり弾きやすくなった。が、しかしそれも2〜3日でまた弦高が高くなってしまいました、、、なぜ?、、、よく見るとネックブロックと裏板の接着部分が外れてました。

 パレットナイフで接着剤を隙間に押し込んでクランプで圧着し接着しました。上手く接着剤が入ってたら良いですが、、、。

 弦を張って一日後の弦高は6弦12Fで2.5mm、1弦12Fで2mmになりました。


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