AMATEUR GUITAR REPAIR

MORRIS

W-35

 

 

 リサイクルショップのジャンクコーナーでナット、サドル、ブリッジピン、6弦のペグが無い状態(写真1)で売ってました。ちょっと値段が高いかな〜と思いつつ、ネックが反ってないのとブリッジ辺りが盛り上がってないので買ってしまいました。余ってるパーツを仮に付けて鳴らしてみると結構良い感じで鳴りました。直し甲斐がありそうです。

 ラベル(写真2)のサインが”S.xxxx”なのでモーリス楽器の製造でしょうか。 ラベルのシリアル番号?とヘッド裏(写真3)のシリアル番号が違ってます??。

     写真1    写真2   写真3


 かなり汚れていたので、洗剤、灯油、アルコールなどで拭きましたが中々取れませんでした。スチアート・マクドナルドからナット、サドルのブロック(共にミカルタ)、ペグ(グローバー102N)を買い、取り付け完成しました(写真4、5)。ペグの固定ねじの位置が違うので楊枝で埋めました。

     写真4   写真5

 ナット/底面がペグヘッドに対して平行なのでサドルブロックを削るのにずいぶん苦労しました。音はシャリシャリとした音がします。

 長い間弦を張らずにいたのでしょうけど20年以上経ってあまりネックやブリッジ付近が変形してないのはたいしたもんです。ネックの仕込み角度がTOP表面の延長からナットの部分で2mmちょっと角度がついていて、サドルとブリッジピンとの弦の角度も十分取れてます。それとスケールが652mm(MARTINのDサイズは645.2mm)という事もあり弦の張りがあります。


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