MORRIS W-35 No.2

 スキャロップする?それとも、、、

 YAMAKI YF-150の例もあるし、ブレイシングはそのままにしとくつもりだったんですが、DGBの「TAMURAギターブレイシング削り実験」であまりにも音が変わるのを目の当りに見てしまうとつい欲が出てしまい削ることにしました。

 削りすぎるとスカスカの音になるのでXブレースの低音弦側を軽くスキャロップしました。そして高音の伸びが良くなるということで、Xブレースとトーンバーの端の山を緩やかに下がるように削りました(図1,2)。それと、バックブレースの3番4番が高く厚かったので少し低くなるように削りました。

 結構音が伸びるようになり安っぽいいやらしい音が少しなくなったように思います。もう少し低音が出るようになれば良いのですがちょっと削ると音がコロコロ変わるし、当然強度は下がるのでブリッジあたりが盛り上がったりすることがあるので、この辺で止める事にしました。

     図1    図2


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