AMATEUR GUITAR REMODELING

MARTIN

S-O UKE

 

 

   リサイクルショップでMARTIN S-O ウクレレが出てまして、ついつい買ってしまいました。指板、ネック、ナット、力木の角が尖がっているのでペーパーで削りました。またサウンドホールの直径が実測43mmとMARTINヒストリーのスタンダードウクレレのデータ(1 3/4 inch=>44.5mm)より小さいので大きくしました。これにより共振音が「B」から「C‐20セント」になりました。*DGB Studio「音の科学コナー」の「ヘルムホルツの共鳴器」参照

 ペパーで削ったので、着色してる塗料がはげ、下地が出てしまったので、オイルステインで着色しサンディングシーラを塗り軽くペーパーで均しニトロセルロースラッカーを模型用ハンドピースで吹き付けました。

 弦高が12フレット上で3mmでちょっと高く感じるのでサドルを1mm削り、12フレット上で2.5mmにしました。(このサドルはエボナイトのようで削るとなべの枝が焦げた時の臭いがしました)

           

 

 角を取ったためか塗装をしたため?キンキンの音がしてたのがおとなしい音になったように感じます。気のせい??

 音はおとなしくなったけどオクターブピッチが気になりだしました。0〜12フレットの長さより12フレット〜サドルまでの長さは2mm長かったけど、ZENONウクレレキットを作ったとき4mmぐらいずらさないとピッチが合わなかった。そこで、ブリッジを外して付け直そうかと思ったけどきれいにはがせそうにないので2mm後ろにサドル溝をルータで掘って移動しました。もとの溝はラワンの板を削って埋めました。

   

 1弦と4弦はほぼ合ったけど2、3弦がまだ少しシャープしてます。もう少し後ろが良かったみたいですが弦通しの溝にあたるのでこれが限界でした。


 

BACK

TOP