西吾妻山(2,035m)登山日記

    日帰り   福島県 2005.10.9

 

10/9(日)水戸−常磐自動車道−磐越自動車道−磐梯高原IC−西吾妻スカイバレー−天元台−ロープウェイ・リフト

     am4:30                      am6:30

−北望台〜かもしか展望台〜大凹〜梵天岩〜天狗岩 〜西吾妻小屋〜西吾妻山山頂〜天狗岩〜梵天岩 

am8:30     am9:30               am10:25           am10:45 

〜大凹〜 人形石 〜 北望台 −リフト・ロープウェイ−天元台高原−水戸

      am11:50   am12:20               pm1:15             

 西吾妻山の頂上は,展望がない山頂と聞いていたのでなかなか登る気にならなかった。昨年の11月に一切経山・東吾妻山・吾妻小富士を登っていたので西吾妻山を早いうちに登ってしまおうと思っていた。土曜日は秋雨前線の影響で雨だったので回復を待って日曜日に行くことにした。朝3:00に起きると相当強い雨が降っていた。ネットで裏磐梯の天気を確認したところ,午前中は晴れの予報だった。雨の中を高速を使い福島へ向かった。猪苗代に入った頃から,雲の中から太陽の日差しが差し込んできた。「よし。予報通りだ!」檜原湖の国道の三差路で道を間違へ喜多方方面に行ってしまった。気がついて元の道に戻るのに1時間もロスをしてしまった。やっぱりナビがほしいと思った。天元台高原の駐車場へ予定よりも1時間遅れて8:30に到着した。ロープウェイの開始時間が8:20だったので助かった。登山客もまだ 少なかった。第一リフトと第二リフトの附近が紅葉のピークだった。例年より10日位紅葉が遅れているようだった。第三リフトに乗るとガスがかかり景色が見えなってきた。天元台から見る米沢は晴れているようだった。

30人近い登山者がすでに登り始めていた。前を行く登山者を少しずつ追い越し先を急いだ。昨日降った雨で山道多少濡れていたが,問題はなかった。とにかく休憩なしでどこまでも行くことにした。景色は見えなかったけど家族登山にはもってこいの歩きやすい山道だった。

            

天狗岩を過ぎると小屋が見えてきた。可愛らしい山小屋だったので寄ってみた。中には昨夜泊まったと思われる学生の3人組が出発の準備をしていた。思った以上に綺麗な小屋だった。寄ったついでにトイレを借りて頂上へ向かった。小屋周りの道は木道になっていてとても歩きやすかった。山頂は樹林に囲まれ見晴らしのきかない場所だった。

記念写真を撮り反対側に下山したが泥道で歩きにくかった。ガスで見晴らしはなかったが天狗岩で初めての休憩を取った。大勢の登山客が登ってきていた。途中水場があったが,混んでいたのであきらめた。ここまで来て美味しい清水を飲まないで帰るのも残念だったが,いたしかたないと思った。am11:50人形石に到着。人形石と書いてあったのでどんな人形に似ているのかと興味があったが,大きな石が4つくらい並んでいただけだった。下を見るとゴミが散らかっていた。

                                

ロープウェイやリフトを乗ってくれば,簡単にここまで来てしまう。常識のない観光客が来ているのもうなずけた。リフトを乗り継いで天元台に戻ったのが13:00だった。

                

一切経山(1,949m)・東吾妻山(1,975m)登山日記

    日帰り   福島県 2004.11.13

職場の後輩とふたりで晩秋の吾妻山に出かけた。東北自動車道の福島西ICで降り,磐梯吾妻スカイラインに入った。料金所で「このタイヤはノーマルですね。チェーンがないと入場出来ません。」と言われた。行き付けの飲み屋のおじさんに「あそこに行くならチェーンを車に積んで行った方がいいですよ。」とアドバイスされていたので本当に助かった。この辺は何日か前に雪が降ったようだった。スカイラインを上っていくとみぞれ混じりの雪がうっすらと積もり始めていた。ビジターセンターに着いたが,駐車場には一台も車が止まっておらず公衆トイレが冬期閉鎖されていたが,急にトイレに行きたくなった。これではまずいとスカイラインの途中にあった公衆トイレまで戻ることになった。

その頃になると雪がやんで,薄日が差してきたので少し安心した。出来るだけ登山口に近い奧の駐車場まで車を入れた。とにかく雪が積もっている山に登った経験はふたりともなく心配だった。対策として持ってきているのは軽アイゼンとセーターだけだ。

そうこうしているうちに,数台の車が駐車場に入ってきた。「他の登山客に付いていこう。」と話し合った。5人グループの登山客が歩き出した。私達は後に続いた。

                       

歩いていないと寒くてどうしようもなかった。一切経山頂上附近には15cm位の雪が積もっていた。頂上で写真を撮り,下山を始めた。鎌沼がとても綺麗だったので沼を一周して帰ることになった。途中酸ガ平避難小屋があったので中に入り昼食を取った。小屋を出るまでに登山客5名が入って来ていた。小さかったが新しい小屋だった。

                       

時間が余っていたので,東吾妻山にも登ることになり,雪に足を取られながら頂上に向かった。雪雲がかかり始め,みぞれ交じりの中を登っていった。頂上で写真を撮ってすぐに下山した。沼まで来るとみぞれも止んで薄日も差してきた。ビジターセンターに戻り吾妻小富士に登って今年度の山登りを終了した。今回の山のコースは家族登山に最適な山だと思った。

登頂記録へ

百名山軌跡へ