富士山(3776m)登山日記 2003.8.3〜8.4
8/3(日)日立−上野(常磐線)−新宿−大月(中央本線)−河口湖(富士急行)−富士スバルライン−(タクシー)ー河口湖口新5合目−富士山登山
8/4(月)久須志神社−お鉢巡り−富士山頂郵便局−富士宮口(三島口)−富士山スカイライン(バス)−新三島−東京(新幹線)−上野−日立 |
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職場の5人で夜行登山をすることになった。5人中の2人は冬の富士山まで登った経験がある超ベテランだ。 電車を乗り継いで河口湖駅に着いたのが、pm7:00頃だった。河口湖口5合目へ行き最終バスが駅に停まっていた。 買出しをしていなかったので駅前のコンビニでパン・おにぎり・飲料水などを買いザックに詰めた。タクシーに5人乗れば、バス料金と変わらないのでタクシーで登山口に向かった。 タ クシーの運転手は、富士山が夜中まで見える日は1年でもそうはないと言っていた。確かに、山小屋の電灯が頂上まで天国への階段のように続いていた。登山道に見える明かりが妙に気持ちが悪かった。 |
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河口湖口の標高は2300mである。軽い夕食を食べ1時間ほど休憩をした。周りには多くの登山客がいた。外人が半ズボンでいたのにはびっくりした。夏ではあるが、標高も高く肌寒いくらいだった。 5合目と6合目の途中にある富士山安全指導センターを通り高度を上げていった。比較的平坦な道で歩きやすかった。6合目から7合目までは道幅が広く,登山道は整備されていて車でも登れるような道であった。道はほとんどジャリ道で重たい登山靴では負担が大きい。 |
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7合目に入ると手すりの鎖がある岩場に変わった。そして3000mを超えると幅広いジャリ道のジグザグに変わった。 登山客の行列はどこまでも続いた。小屋の前に設置してある椅子は休憩を取っている人で一杯だった。 |
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仲間の1人が体調を崩し休憩回数が増えていたため、頂上での御来光を断念。9合目で御来光を拝み記念写真を撮った。知らない間に雲海が出ていた。9合目からの登山道はボロボロの赤茶けた溶岩であった。 |
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鳥居をくぐりやっとのことで頂上へ到着。体調を崩した1人は軽い高山病にかかっていた。 休憩して様子を見ることになった。少し体調が戻ったのでお鉢巡りを開始した。頂上で見た富士山は、岩肌はボロボロ、昔の噴火で全エネルギーを使い果たし死直前の山だと感じた。これが日本一の山かとがっかりした。 |
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高山病にかかっていた仲間の体調を考え、急遽三島口へ降りることになった。救護所は8合目だ。荷物を分担し両肩で支えながら下山を開始した。 やっとのことで8合目へ到着。すぐに救護所へ連れて行き酸素吸入をしてもらった。救護所は大学病院の若い医師がボランティアでやっている。社会人の場合、診察料は協力金という形でお金を払ってもらうそうだ。診察の結果は軽い高山病になっているので早く下山した方がいいとアドバイスされた。時間をかけてゆっくり下山した。 富士宮口新5合目からバスに乗り、新三島駅から新幹線に乗り東京駅へ、上野から常磐線で帰宅する。 今回、日本最高地点の最高峰である剣ガ峰を登ることが出来ず。残念な山行になってしまった。 |
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富士登山再挑戦へ・・・続く | ||||
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今回の登山は、兄夫婦と姉と娘を連れて富士登山を計画した。7合目を過ぎた頃から姉が息苦しくなり登山を断念 山小屋の管理人に相談する。軽い高山病にかかっているので今夜はここに宿泊し明日下山した方が言いと言われた。 下山道は小屋のすぐ下にあり明日下山するときに迷うことは絶対ないと言われる。明日駐車場で合流することになった。しばらくして兄嫁の歩きか方が遅くなってきたため、次の小屋で待ち合わせをすることになった。1時間経っても小屋に来ないので心配になり登ってきた道を降りていった。途中やっとのことで兄に出会う。どうしたのか聞くと兄嫁が体調の異常を訴え、姉が宿泊している小屋まで送り届けに行って遅くなってしまったことがわかった。兄夫婦の携帯がドコモではなかったので連絡が取れなかったのだ。兄まで高山病になってしまったらどうしようもないので登山を中止しようか相談をする。兄は大丈夫ということなので登山を開始した。娘は寒さに震えていた。 |
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またもや頂上での御来光は拝めなかったが、無事頂上へ到着。頂上では万歳三唱の声が響いていた。 休むまもなくお釜巡りを開始し、念願の日本最高地点剣ガ峰へ。そして記念写真を撮った。(写真の外人はとても美人でした。)富士山頂郵便局の休憩所で朝食を取った。吉田口・須走り口下山道の分岐まで下山し。ブルドーザー道に入り吉田口6合目へ。帰りの道は半分走りながら下山した。スッパツをしてない登山客は、小石が靴に入り苦労しているようだった。駐車場に着いたとき足は棒になっていた。無事姉・兄嫁とも合流できた。 |
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