月山登山日記(1980m)山形県 2005.9.30

月山志津温泉(泊)−姥沢小屋−月山リフト−姥ヶ岳−月山神社−月山リフト−姥沢小屋

 

9/30 (金)

昨日は,鳥海山に登り志津温泉に宿泊した。宿の人から朝8:00にリフトが動くと聞き、宿を7:00に出発した。姥沢の駐車場は広い。民宿のおばさんに朝早く行けば姥沢小屋の前に駐車が出来ると教えてもらったので、リフト乗車口までほとんど歩かなくてすんだ。

 

8:05にリフトに乗車した。料金は往復1000円だ。降りたところは標高が1510m。ここから頂上まで色鮮やかな紅葉が見られた。昨日、鳥海山で一緒に歩いたおじさんに月山では姥ヶ岳の稜線コースを行った方がいいと言われていたのでそちらからまわった。
 頂上では鳥海山がはっきり見えた。また,朝日連峰が雲の上から見えていた。紅葉を満喫しながら
10:10頂上小屋に到着。

 頂上ではガスがかかり肌寒くなってきた。頂上神社はすでに冬期閉鎖されていた。頂上での写真撮影はできなかったのでしかたなく石の鳥居の前で中高年の夫婦に写真を撮ってもらった。

 頂上でお茶を沸かして飲むつもりだったが,風が強く肌寒くなってきたので下山することにした。
下山してすぐに団体の登山者がガイド付きで登ってきた。ガイドさんが頂上近くの小屋跡のところで跡地の説明をしていた。
 
 この跡地は以前山小屋であった。小屋の主人が亡くなり,後を継ぐ者がなく廃業したとのことだった。
 
 町で管理してほしいという要望もあったそうだが,町は引き受けなかったそうです。この場所は頂上よりも見晴らしがよく風よけにもなっていて,人気スポットだったそうです。

 ちょうど休憩しようと思っていたので,お湯を沸かし紅茶を入れた。そして、一服し持ってきたミカンも食べた。
 3日目は西吾妻山に登る予定を立てていたが,天気予報で曇りのち雨ということなので登山をあきらめて帰ることにした。

  急ぐこともなかったので,写真を撮りながら来たときとは別の谷コースを下ることにした。天気も良くなり,汗が出てくるようになった。

 下山途中、中高年の夫婦に声をかけられ20分近く話をした。この夫婦は地元の人で東北の山を中心に山を登っているとのこと,昨日は鳥海山へ行ってきたことや100名山を目指していることなどを話をした。

 「朝日連峰は素晴らしい山なので是非行って下さい。」と言われた。「とにかく朝日連峰の紅葉は素晴らしい。」と言っていた。

 リフトで下山し,12:00に姥沢を後にし高速道で水戸に向かった。

  山形高速道では一車線のところがあり後ろから来た車に何度か煽られた。山形高速道は狭く、対面通行しているところがある。危なくて120km以上では走れない。

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