武尊山へは,5年振り2度目の登山だ。前回は職場の仲間と武尊牧場からだった。今回は川場谷野営場からの単独行だ。そして夏山装備で登れる今年最後の山登りだ。
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川場谷野営場避難小屋 |
不動岳分岐
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家を出たのは朝の3時。途中,中禅寺湖を過ぎて金精峠の道路沿いに,たくさんの車が駐車してあった。何かと思ったらアマチュアカメラマンが,日光男体山から昇る日の出の瞬間を待ち構えているところだった。趣味は違うとはいえこんな寒い中ご苦労さんと言いたかった。コンビニで朝飯と昼食を買い急いで登山口に向かった。駐車場には,一台の車が駐車してあった。避難小屋の中からひとりの登山者が出てきて登山準備を始めた。昨夜この小屋に泊まった人なのだろう。こんな山奥の避難小屋にひとりでよく泊まれるなと思った。私も,ひとりで泊まらなければならない時がいつかは来るだろう。すぐに3台の車が入ってきた。6:45に登山口を出発。1時間20分で不動岳分岐に到着した。不動岳経由の方が展望がいいと書いてあったが,上級者コースだ。私ひとりでは無理だ。
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オリンピアスキー場分岐
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前武尊
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分岐からは2時間の登りが始まった。1時間くらい歩くと右側にスキー場のゲレンデが見えてきた。よく見ると4人の登山者が前を歩いていた。川場からの登山者ではなかった。ゲレンデの下に車が2台停まっている。こんな最短距離があったのかとがっくりだ。前武尊の山頂には大きな仁王像があった。展望は東側のみである。 |
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剣ヶ峰
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熊笹
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登山道は,凍っていて木から落ちた氷が散らばっていた。剣ヶ峰へは,巻き道を通ったが,気を抜けない道が続いた。 |
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武尊山へ
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樹氷
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剣ヶ峰を過ぎ,家ノ串までは比較的歩きやすい登りが続いた。家の串山のところにはテントが張られていた。昨日3人組が泊まったようだ。相当寒かったろう。 |
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稜線
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清水
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ここから中ノ岳まで切り立った尾根が続いた。ところどころクサリが取り付けられていた。雨の日だったら相当怖い。中ノ岳からは,くぼ地の登山道が多くところどころ池のような水たまりがあった。 |
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三ツ池
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像
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山頂手前に仏像があり,下界を見下ろし人々の平和な暮らしを願っているようだ。 |
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山頂
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武尊牧場への分岐
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10:40に頂上に到着。多くの登山者が登って来た。藤原・武尊牧場・武尊高原・花咲コースからだ。頂上で30分休憩し下山した。前武尊で65歳くらいのおじさんが休憩していた。ここから見える山をいろいろ教えてくれた。この山には何度も登っているようだ。おじさんは雲が出てきていい写真が撮れないととても残念がっていた。おじさんとはここで別れた。おじさんは不動岳コースで下山した。おじさんは山のプロだと一目見てわかった。
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武尊オリンピアスキー場へ
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駐車場での紅葉
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ここがオリンピアスキー場花咲コースへの分岐だ。駐車場付近でやっと紅葉した木を見つけることができた。帰り紅葉のピークであった中禅寺湖で1時間以上の渋滞に巻き込まれてしまった。
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