百名山51座

  雲取山(2017m)日記

    2006.10.7〜10.8

  1泊2日(車中1泊)

10/7(土) 水戸pm9:20−水戸北IC(常磐高速)−首都高速−外環−青梅街道−奥多摩湖−林道終点am2:10
10/8(日) 林道終点5:45−三条の湯6:15−尾根切開き−三条ダルミ−雲取山頂上9:00〜10:15−三条ダルミ11:55−尾根切開き−
三条の湯12:15−温泉13:00−林道終点13:20−関越三芳IC(関越道)−外環−(常磐高速)−水戸北IC−自宅6:20
山登りの費用 11,020円 食事代(朝・昼)等は除く   *2人で行ったので半額。
内訳 交通費 高速代金(ETC利用)  5,600円  ガソリン代 5,420円
食 費 各自負担

 今回の登山は1ヶ月振り,8月下旬から体調を崩し,9月に入ってから3000m級の山の紅葉を見ることが出来なかった。以前から友達と巻機山(新潟)へ行く予定を立てていたが,日本列島の東側に沿って大きな低気圧が進んでいたため東北・上信越方面の山の天候が悪い。無理をせず安全パイの山ということで東京の最高峰である雲取山に急遽変更した。                                                               

林道終点

登山口

ネットで天気予報を確認し,カーナビで最短距離に設定して水戸を夜の9:20に出発した。家の近くに新しい水戸北IC(東京方面のみ)ができたので乗り降りが少し楽になった。今回は関越道方面なので外環を利用し都内に入らなくていい。毎回首都高を通るたびに今地震があったら終わりだと思っている。どうせ死ぬんだったら好きな山で死にたい。カーナビの指示通り三郷から外環へ入り大泉で降りた。ここから,商店街や住宅地など訳が分からない道を進んだ。青梅街道に出たのは五日市を過ぎてからだった。確かに最短距離だが時間がかかった。カーナビの設定も難しい。(帰りは当然高速道優先にした。)奥多摩湖を通るのは初めてだ。夜中ということもありローリング族が集まっていた。交番らしきものが2カ所あったが,取り締まっている気配なし。後山林道に入ってから7kmで登山口だったが,悪路(道路工事中)で50分もかかってしまった。すでに3台の車が駐車(ほとんどが路肩駐車)してあった。車の中で約4時間の仮眠を取った。

渓流沿い山道

三条小屋

5:30に起床し,45分に出発した。この先に三条の湯があるためか,道は整備されている。深い渓谷沿いの山道が続いた。ここは東京都の水源になってるようfだ。ほどなくして三条小屋に到着。10人くらいの宿泊者が朝食を食べていた。

低気圧による倒木

三条ダルミからの富士山

途中,山道に数カ所倒木が倒れて道をふさいでいた。風が強く低気圧からの吹き返しがまだ収まってないようだった。急斜面の山腹に刻まれた岩場の混じった巻き道が続いた。何人かの下山者と出会う。昨夜小屋に泊まった人達だろうと思った。三条ダルミのあたりに来ると風が冷たく上着だけカッパを着た。ここからは初冠雪をした富士山がとてもきれいだった。頂上附近では雲が横に流れていて強い風が吹いていることが分かった。

1つ目の頂上

頂上

最後30分位の急登があったが,無事頂上へ到着。避難小屋があった。記念写真を撮っていると 「頂上はこの奧ですよ。」と声をかけられ奧の頂上(約20m先)へ,なんで2カ所も頂上があるんだと思いながら向かう。山岳雑誌に載っている場所はこちらの方だとわかり一安心。誰にも会わなかったらこっちの頂上を踏まずに下山してしまったかもしれない。

避難小屋

広い稜線

風が冷たかったため避難小屋の中でお湯を湧かしスープを作った。そしてコンビニで買ったおにぎりを食べた。お湯がたくさん残っていたので紅茶を作り,残った紅茶を紙コップに入れ友達がまわりにいた登山者に配っていた。私達と反対側から登ってきた登山者は,来るときに親子連れの熊を見かけてきたそうだ。そして反対側(三峰口)?には熊に注意という看板があったそうだ。

三条ノ湯

午後からの入山者

頂上でゆっくり休み,下山した。三条ダルミで,頂上で一緒だった登山者の1人がシカの集団に威嚇されもどってきていた。
三条小屋に12過ぎに到着し,友達と500円を払って温泉に入る。ここの温泉は沸かし湯だった。ぬるぬるしていたので,アルカリ温泉なのかな?と思いながら30分位風呂に入っていた。ここから駐車場への下山途中たくさんのグループが登ってきていた。
この時間からでは,どこの山小屋に泊まるのかなと思った。車のところに戻ると15台位の車が路駐していた。紅葉の時期ならこんなもんじゃすまないだろうと思った。帰りは,高速優先にカーナビをセットし無事帰宅した。 

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