百名山92座

雌阿寒岳(1499m)

登山日記

  2010.8/13

日帰り(晴れ)


3/13(金)

 

           阿寒岳(オンネトーから)                                        山頂火口
8/10(火)
網走7:30−野中温泉登山口9:25−4合目−8合目−9合目−雌阿寒岳山頂11:55−12:35−野中温泉登山口14:00−温泉−メルヘンの丘めまんべつ道の駅−網走17:00 
山登りの費用  
内訳 交通費  航空券+レンタカー   温泉300円  シジミラーメン800円 
走行距離  歩行時間 4時間     
 台風の影響で大雨が降っていた。摩周湖・硫黄山・屈斜路湖・網走刑務所博物館・オシンコシンの滝・実在する本物の網走刑務所の正門などを観光して2日間過ごした。天候が回復した金曜日に雌阿寒岳登山に阿寒湖へ向かった。

台風一過の後で青空の天気かと思えば北海道は不安定な天候が続いている。車を走らせながら青空が覗き始めているので一安心だった。山頂では、コバルトブルーのカルデラ湖や原生林が360度視界に広がり満足な山行であった。

帰り道、もう一度摩周湖(昨日見たのは霧で何も見えなかった。)を見てから帰ることも考えたが、山頂で見たパノラマがあまりにも素晴らしかったため、もういいやと言う気分になり立ち寄らなかった。帰ってきてから今回旅行に行った北海道東部を撮影した空から見てみようという番組で美しい摩周湖を放送していたのを見て少し後悔した。
トイレ(奥に大きい駐車場あり) 登山口
 登山口の駐車場に着いたのが朝の9時を過ぎていた。朝早く登った登山者が下りてきていた。登山口では、2歳くらいの赤ん坊をリックに背負った若夫婦が私達の前を歩いた。私も若いときは、子供を背中に背負ってハイキングなどに出かけていたことをふと思い出した。
登山者

3日前の斜里岳の登山の反省もあり、今日は3リットルの水(2人分)を背負っていた。背中にずしりと重みがある。

2合目 ハイマツ帯

2合目までは急登が続いたがそんなに体には負担はない。ハイマツ帯を登っていくと、視界が開けてきた。

視界が開ける 稜線へ

体に感じる風が気持ちがいい。

4合目

4合目附近になるとコバルトブルーのオンネトーが見えた。

休憩 オンネトー
雄阿寒岳 登山者
ガレ場 九合目
噴火口 山頂へ
雌阿寒岳山頂 山頂(正面阿寒富士)

山頂には10人くらいの登山者が休憩していた。ほとんどの人が噴火口と反対側の斜面で休んでいた。噴火口側は硫黄のにおいが臭い。
その中の1人の登山者が、百名山登山がここで99座になり最後の山が九州の祖母山と言っていた。回りにいた登山者が口々にどうして最後に祖母山にしたんだろうと不思議がっていた。九州の人ならわかるがそうではなさそうだ。

阿寒湖方面

阿寒湖・雄阿寒岳・阿寒富士など雄大な景色を40分ほど堪能した。3リットルも背負ってきたペットボトルまだ一本も飲みきっていない。
体調の善し悪しで水分の摂取量もこんなにも違うものなのかと思った。

雄阿寒岳 青沼
火山ガス検知器 下山道

登山道の岩の上に火山ガス検知器と思われる計器が見つけただけで5,6個登山道に設置されていた。下山途中10人くらいの登山者に出会う。遠くから雷鳴が聞こえていた。西の空には雷雲が見える。こちらに流れてこなければいいと思った。ほんのわずかパラパラと雨が降ったがそれ以上はふらなかった。これから登っている人は大丈夫かと心配になった。

登山口まであと10分というところでなんとこれから登ろうとしている外人3人組にびっくり服装はジーパン姿の軽装1人はザックを背負っているが残り2人は手にコーラを持っている。いくら簡単に登れる山でも山をあまりにも甘く見てないかと思った。

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