百名山67座

妙高(2454m)

登山日記

  2008.7.8.9

2泊3日(単独行)

 

          妙高山                                      妙高大神               
8/7・8・9 水戸15:50−水戸IC−常磐高速−外環−関越−上信越自動車道−野尻湖PA21:30(休憩)−妙高高原IC−笹ヶ峰駐車場1:00〜5:00(仮眠)−黒沢橋−富士見平8:30〜8:50−高谷池ヒュッテ9:35−火打山頂11:35〜12:00−高谷池ヒュッテ−黒沢池ヒュッテ13:30(泊)−登山口出発4:40−妙高山頂6:50〜7:50−黒沢池ヒュッテ10:00−笹ヶ峰駐車場13:30−14:00−妙高高原IC−上信越自動車道−関越道−外環−常磐道−水戸19:00
山登りの費用
39,500円 
内訳 交通費 ガソリン代 11,000円 高速料金12,300円 走行距離 788km
その他 食費 4,600円  土産2,500円 山小屋代7,900円 飲料水1,200円
 初日に妙高山を登る予定だったが、体力の消耗を考えコースを変更した。登りのきつい妙高山に行くには、できるだけ早く出て少しでも暑さをしのごうと思ったからだ。妙高山は北峰と南峰に分かれている。妙高大神が南峰にあることを知らなかった。疲れを取るため、下山せず長い時間休んでいたのがよかった。後から来た登山者に、頂上が二つあることを教えてもらうことができた。言い訳ではないが、北峰直下に洞穴があり神社らしきものがあったそれが勘違いの原因であった。
妙高山                 日の出
 朝、3時半頃寝ているとゴソゴソと音がした。小学生を引率していた先生(上越教育大ジャージを着ていた。)?と生徒1人が、リックをもって出かけようとしていた。こんな時間に小学生を連れて大丈夫なのかと心配になった。私も暑くならないうちに出かけようと準備を始めた。私は、4時40分に小屋を出発。樹林帯の緩やかな登りが続き、大倉乗越からはロープ伝いの急降下が始まった。この急な下りを帰り登るのかと思うと気がめいった。
水場 分岐・ベンチ

 登りはじめて1時間で水場に到着。枯れてはいないが、流れは弱い。顔を洗って先を急ぐ。すぐに分岐点に到着。休憩用のベンチがあった。ここから1時間半の急な登りだ。日陰なのが救いだ。 

最後の登り 山頂

30分ほど登ったところで、朝早く小屋を出ていた先生と小学生二人とすれ違う。 小学生に「頑張ってるね。」と声をかける。先生には、「あとどれくらいですか?」と聞く。「下山して30分位ですかね。」と言われ、あと1時間もかかるのかと独り言を言う。頂上には6時50分に到着。小屋から2時間10分、コースタイムより20分早く到着することが出来た。しかし、暑い、風もないこんな山頂始めてだ。日陰を探し岩陰で40分ほど休んだ。どこららともなく話し声が聞こえたが、いつまでたっても姿が見えない。(南峰の頂上にいた二人だった。)小屋で一緒だった中高年の一組の夫婦が到着。万歳を三唱していた。下山しようとしていたら、二人の会話からもうひとつの頂上があることが分かり南峰へ向かう。 

 

妙高山頂からの眺め

妙高大神 白馬岳

 5分で南峰へ到着。先ほど聞いたのはここにいた二人の声だった。燕温泉からの登山者だ。後から登ってきた夫婦と記念写真を撮りあった。北アルプスの山並みが見えた。下山途中、小屋で一緒だった登りの登山者と挨拶を交わしながらゆっくり下山した。分岐には8時45分に到着。水場で冷たい水を飲んだ。この頃になると、高谷池ヒュッテに宿泊していた人の多くが登ってきていた。

黒沢池ヒュッテ 黒沢池

 10時にヒュッテに到着。ヒュッテ近くでは笹ヶ峰から登ってきた多くの登山者とすれ違う。この暑さでこれから妙高山へ登るのは相当きついだろうと自分のことのように心配した。ヒュッテで預けていたリックを取り、30分休んだ。小屋で400円ジュースを買い、トイレを借りた。宿泊してない場合、200円だ。管理人(プロスキーヤーだそうだ。)のおじさんは、昨日泊まった小学生のトイレの使い方が悪い、そして、今の学校の先生は、子供にお金を使わせないようにしていると嘆いていた。私はそれが普通じゃないかと思ったが・・・。天気に大きく左右される山小屋も経営が大変なんだろうと思った。下りはここから2時間40分だ。でも、ここの管理人のおじさんはとても優しそうだった。

木道 黒沢

 今日は、土曜日多くの登山者が笹ヶ峰から登って来ている。黒沢橋に流れている渓流の水を登山者が飲んでいるのにはびっくりした。この水は清水ではない。本流に近い沢の水だ。10人近い登りの登山者が水筒に水を入れ、飲んでいる。この人たちは本当に山の知識があるのかと心配になった。しかし、帰ってから山の地図を見ると水と表記されている。
 でも、私はこの水は安全ではないと思う。登山口に着いたのは1時半だった。

 

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