百名山68座

乗鞍岳(3026m)

登山日記

  2008.9.13

1泊2日(晴れ)

 

          乗鞍岳                                                  御岳山頂からの乗鞍岳               
9/12(金)〜
14(日)
水戸21:10−水戸北IC−常磐高速−首都高速−中央・長野高速−松本IC−新島々−乗鞍高原観光センター2:45−御来光バス5:10−畳平5:00−登山口5:20−肩ノ小屋−剣ヶ峰6:40〜7:10−畳平8:10(休憩)−8:10−観光センター9:10−松本−穂高町(温泉・昼食・美術館散策)−松本泊−4:00−木曽福島−田の原6:00−登山口出発6:10−石室避難小屋−大滝神社−二ノ池−剣ヶ峰頂上9:00〜9:30−王滝頂上山荘−王滝奥の院−石室避難小屋−駐車場登山口12:00−木曽福島−トンネル−伊那(昼食)−伊那IC−中央高速−関越道−外環−常磐道−水戸北IC−自宅22:00
山登りの費用 51,500円 
内訳 交通費  ガソリン代 15,000円 高速料金16,000円 走行距離 km
その他  宿泊 5,000円 食費2,000円 居酒屋5,000円 土産5,000円 そば3,500円 
 乗鞍高原畳平は、子供が2歳のころに行ったことがある場所である。飛騨高山から乗鞍スカイラインに入り松本へぬけた。畳平県境付近で車がオ−バーヒートを起こし困っている時に、足立区ナンバーの人に助けてもらった。車に精通している人だったようで、プラグの目詰まりを見つけ、なおしてもらった。以前水戸に住んでいたことがあり、水戸ナンバーを見て懐かしくなったと言っていた。お礼をしようと住所を聞いたが、教えてもらえなかった。思い出すたび、今でもお礼が出来なかったことを後悔している。

 今ではマイカー規制で車では入ることは出来ない。乗鞍岳は、観光登山のメッカだ。夏休みや紅葉シーズンに来たのでは、相当な混雑を覚悟しなければならない。

 家族で登れる今年最後のチャンスだったので、妻を誘った。妻は高い山に登ると頭が痛くなると言っていたが、3000mの乗鞍岳を登れたことで、高い山でも問題がないことがわかった。ただし、登り2時間以上の山は体力的に無理だ。
畳平県境広場バス停                 登山口
水戸を夜の9:00に出て、松本ICを降りて観光センターに着いたのは2:45だった。駐車場には、10台ほどの車がとまっていた。御来光バスは5:10分に出る。夜なのでバス停を確認できなかった。1時間ほど仮眠を取った。

松本では星が見えていたが、乗鞍高原に着くころには雲がかかり星が見えなくなっていた。

松本電鉄バスの係りの人が4時40頃から、登山客に切符を窓口で購入して並んで下さいと停車中の車に声をかけていた。40人ほどの人が並んだ。登山目的と観光目的の人は半々だ。小雨がぱらついてきた。ご来光は見られなくても強い雨にならないことを願った。観光客の中には雨具を持ってない人もいたようだ。カッパに着替え山頂を目指した。
御来光 不消ヶ池(虹)

10分ほど歩くと、東側が明るくなり雲の切れ間から太陽が顔を出し、不消ヶ池からは虹まで顔を出してくれた。今日はついているかもしれないとワクワクした。 

コロナ観測所 肩の小屋登山口

麻利支天岳への分岐を過ぎるころから、日が差してきた。肩ノ小屋に到着。宿泊している人はあまりいないようだ。麻利支店

肩の小屋 登山道

ここからは砂利道だ。何年か前に遠足中の中学生の列に落石があったというニュースを聞いたことがある。たぶんこの付近だろうと思った。横風が強くなり山肌に霧がかかり始めていた。

権現池 鞍部

太陽が雲に隠れ、頂上にも霧がかかり始めた。権現池が見えた。頂上までもう一息だ。

頂上直下゙ 山頂

頂上には二人の登山者が、湯を沸かしカップラーメンを食べていた。私は3番目に到着したようだ。

山頂から 奥の院

東側の山並みは見えていたが、他は厚い雲に隠れ展望はなかった。明日登る予定の御嶽山は霧の合間から何度も顔を出していた。明日の天気は期待できそうだ。

登りの登山者 麻利支天岳

頂上で30分ほど待ったが、これ以上の天気の回復は見込めないと判断し、下山を開始した。砂利道に何度も足を取られゆっくり下山した。多くの登山者が登ってきていた。300円くらいのカッパやビニール袋を巻いた登山者がいたのには唖然とした。

畳平 乗鞍バスターミナル

雨足が強くなってきたが、畳平まではもう少しだ。これから登る人は大変だろうと思った。8:10にバスターミナルに到着した。休憩所で1時間ほど休憩し、味噌おでんと野沢菜まんを食べ、乗鞍岳展示館を見て1時間を過ごした。9:10分のバスに乗り観光センターへ10:10に到着し、土産を買って安曇野へ向かった。今考えると乗鞍高原で温泉に入ればよかったと後悔した。穂高では、町営のしゃくなげ荘温泉に入り、そばを食べて松本へ向かった。午後からは晴れて、北アルプスの山並みが見えていた。 

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