百名山55座

  両神山(1723m)日記

    2006.11.3〜11.4

  1泊2日(車中1泊)

歩行時間6時間

11/3(金) 水戸pm7:40−水戸北IC(常磐高速)−首都高速−外環−関越(花園)−長瀞町−秩父市−日向大谷口駐車場12:00
11/4(土) 日向大谷口駐車場6:20−コース分岐6:50−清滝小屋8:10−両神神社9:10−両神山頂上9:35〜9:55−小屋10:50−コース分岐11:50−日向大谷口駐車場12:20
日向大谷口駐車場13:00−秩父−関越(花園)−外環−(常磐高速)−水戸北IC−自宅17:20
山登りの費用 14,090円 食事代(朝・昼)等は除く   *2人で行ったので半額。
内訳 交通費 高速代金(ETC利用)  8,110円  ガソリン代 5,980円  駐車場500円
食 費 各自負担

 今回の登山は一歩間違えば遭難騒ぎになっていたかもしれない。友達には山の歩き方,装備などは教えてきたが,山のルールを教えていなかった。これが今回の反省点だ。先に下りるときには次の合流場所を言って相手が後から来てわかる場所で待っているということ。また,先に歩いている人を追い越すときには一言声をかけることなど,当たり前のことだが友達は理解してなかった。                                                           

ナビで到着予想時間が4時間30分だった。早く着いても車ではあまり寝られないから早く行きたくはなかったが,少しでも高速の割引を使いたかったので,家を8時前に出ることにした。連休中の渋滞に巻き込まれることもなく12:00に日向大谷口に着いてしまった。狭い道を登ってきたが駐車場は3カ所くらいあったが,山小屋に近い上の駐車場は満杯だった。
公衆トイレの脇に一台空席があったのでそこに駐車した。友達がトイレに行き料金100円と言っていた。また,駐車場の料金が500円と書いてあり民宿両神山荘に払うように書いてあったので明日の朝払うことにした。
車で仮眠に入ったが,友達のイビキがうるさく3時まで寝られなかった。朝起きてうるさかったというとそっちもうるさかったと言いかいされた。朝6頃から登山者が動き出した。私達もあとに続いた。天気は良さそうだ。

日向大谷口駐車場

両神山荘

友達が先に出て,山荘に駐車料金を払っていた。樹林帯の沢沿いに山道が続いていた。道は狭く下山者とのすれ違いもできないくらい狭かった。ところどころに仏像が立っていた。この山は古くから信仰登山の山であったことがわかった。
ほどなくして七滝沢コースの分岐にさしかかった。七滝沢コースには,上級者コースのようだ。沢を左右に何回か渡りながら進むと八海山に到着した。このころになると下山者と出会うようになった。この人達は上の小屋に泊まっていた人だろうと思った。

仏像

清滝小屋

神社周辺

両神神社

清滝小屋で小休止した。小屋の料金は6,000位だった。山小屋の相場は8,500円位なのに安いと感じた。小屋に犬が飼われていたのにはがっかりした。熊除けに飼っているならしょうがないと思ったが,熊に注意の看板はどこにもなかった。
ここからは,岩場や鎖場が所々にあった。急登なのだが,あまりそんな感じはしなかった。それより道幅が狭い方が歩きづらかった。やっとのことで神社に到着した。古くから信仰がある山なので立派な神社が建ってるんだろうと想像したがそうでもなかった。ここからは,見晴らしのきく稜線歩きになるのかと思っていたが,樹林帯の稜線だった。頂上直下に近くなるとやっと山頂が顔を出した。ここからは最後の急登。
               両神山頂

紅葉

頂上は,狭く6人位のグループでいっぱいだった。頂上からは八ヶ岳方面は視界があったが,それ以外はガスがかかりまったく見えなかった。混まないうちに記念写真を撮り,頂上でお湯を沸かしココアを飲んだ。飲み終わる頃20人近い登山者が頂上へ上がってきた。急いで荷物をまとめ下山を開始した。道が狭いため登りと下山者の交通整理が大変だ。
友達が先に行ってしまい姿が見えなくなっていた。多くの登山者が登ってきていたのでなにかあっても大丈夫だろうと思った。

鎖場

下山

清滝小屋に着く。団体のグループが小屋の休憩所で豚汁を食べていた。辺りを見渡したが,見つからなかったので先に行ったと判断し下山を開始した。駐車場に着いたが友達の姿がなかった。近くでも散歩しているんだろうと思ったが30分経っても戻ってこないので心配になった。まさか七滝沢コースへ間違えて行ってしまっていたら滑落の危険もあるしどうしたらいいかと頭を抱えてしまった。両神山荘に相談に行こうかと思ったとき,下山道に友達の姿が見えた。これで助かったと安堵した。最初に出た言葉は「何やってんfだ。」だった。登山のイロハをもっとよく教えておけばよかったと後悔した。

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