塩見岳(3052m)登山日記 2004.9.17〜18
9/17(木)水戸(常磐高速)−首都高速−(中央高速)−松川IC−(鳥倉林道)−ゲート駐車場−豊口登山口−三伏峠小屋(泊)
9/18(金)三伏峠小屋−本谷山−塩見小屋−天狗岩−塩見岳西峰−東峰−塩見小屋−三伏峠小屋−豊口登山口−駐車場−松川IC−中央高速−首都高速−常磐高速−水戸 |
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水戸を朝早く出発するつもりが寝坊しam5:20になってしまった。高速を飛ばし東京を目指した。 この時間では首都高速の渋滞にはまってしまうだろうと思いながらも先を急いだ。中央道入口に着いたのは予 定よりも1時間も遅い8:30だ。そして、中央高速入口で勘違いし入場券を取り忘れてしまった。 車を寄せ連絡非常用ボタンを押し料金所の係員が来るまで待った。来るまでの間軽い体操をして眠気を取った。 岡谷ジャンクションを過ぎてからは道がだいぶ空いていた。ここから松川ICまでは30分くらいだ。 高速を下りて、コンビニに立ち寄り昼食を取った。時間は10:50を過ぎていた。地図を確認しながら大鹿 村へ向かった。大鹿トンネルまでの道を二度も間違えやっとの事で鳥倉林道へ入る。入ってからも何度か分岐 があったが何となく大きな道を選んで進んだ。途中タクシーとすれ違ったのでこの道で間違ってないと確信し た。(タクシーで登山口まで行った人をたぶん乗せているだろうと思ったからだ。)やっとの事で駐車場に着 いた。平日ということもあり6台の車しか止まっていなかった。時間は12:40急いで荷物をまとめ登山口 に向かう。熊よけにザックに鈴を2つ付けた。出発13:00。林道を歩き40分ほどで豊口登山口に着いた。 |
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たぶん、ここからの登山者の最後は私だろうと思いながらも先を急いだ。薄暗い道が続いた。 登山口から1時間40分程歩くと水場があった。それから塩川コースとの合流に着いた。 そのころ、私の前を歩く一人のおじさんを見つけほっとした。この人の後をついて行けば何とかなると思った。 三伏峠に4:00に到着。4:25分に小屋に入る。 |
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小屋には、松川ICを下りてから宿泊の予約電話を入れておいた。小屋での受付の後、すぐに夕食だった。 宿泊者は私を含めて8人位だった。明日の予約状況を聞いてみると一杯だったので、とりあえず明日の予約を取 った。 |
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部屋に荷物を置き外に出た。夕日に映えている塩見岳がとても素晴らしかった。古い三伏峠小屋の前にはテン ト場があり4つのテントが張ってあり10人位の人がいた。今日ここに来ているのは小屋泊まりの人だけではな いと分かった。近くにいた人に塩見岳をバックに記念写真を撮ってもらった。 小屋のトイレは水洗でとてもきれいだった。夜の11:00にトイレに行ったとき夜空を見上げたら星がきれい に輝いていた。明日の天気は良さそうだ。 |
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朝、4:00に起床。朝食は、持ってきたパンとチーズを食べ5:00に出発。 ほとんどの人が先に出発していた。今日も私が最後かと先を急いだ。 三伏峠から塩見小屋までは本谷山をはじめいくつかのピークを登り下りする山道だ。 塩見小屋に着いたのは7:30。小屋の人が山小屋の片付けをしていた。有料(200円)のトイレを借りた。 ここのトイレは紙便器になっていて用便を済ませた後袋を閉めて紙便器置き場に置くことになっている。これ をヘリで降ろすシステムになっているのは山の雑誌でも有名だ。ここからは最後の登りだ。 |
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10分間休憩し、山頂を目指した。小屋を出てハイマツ帯の中の斜面を登っていく。途中岩場もあったが比較的 登りやすい道だ。東峰3052m頂上には9:00に到着。30分休憩した。頂上には学生らしき二人組の青年が 休んでいた。この青年達は、熊ノ平小屋から北岳を経由して広河原へ下りるそうだ。私はこの二人が羨ましかった。ピストンで塩見岳を往復している自分が、とてももったいないことをしていると感じたからだ。 |
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頂上からは、雲がかかっているが南アルプスの山々を見ることができた。間近には北荒川岳・農鳥岳・間ノ岳・ 北岳が見えた。東峰と西峰は思ったよりとても近い距離だった。 |
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下山して塩見小屋に10:00に到着。塩見新道から登ってきた人に出会う。朝4:00頃から登ってきたら しくここで登山をあきらめて戻ると言ったので「1時間ちょっとで頂上ですよ。」と声をかけた。 下山途中何人もの登山者とすれ違う。この人達は今日塩見小屋に泊まる人なんだろうなと思った。 塩見小屋は完全予約制だ。塩見小屋の人が三伏峠小屋に向かう途中まで一緒で[塩見小屋は今シーズンは終了しま した。 ]という看板を何カ所か登山道の木に掛けながら本谷山まで来ていた。 三伏峠小屋に着いたのは12:40だった。小屋の受付で、連泊の予約をキャンセルし下山を開始した。 三伏峠小屋では、登山口周辺の宿を紹介しているようだっが、どこの宿も一杯で予約できないようだった。 豊口山登山口に着くまでに100人近い登山者とすれ違った。今日連泊していたらたぶん寝らねかっただろうなと 思った。登山口に3:00に到着。びっくりしたのは今から登る人がいたことだ。たぶんここまで来るのに道に迷 ったんだろうと思った。事故にならないようにと願った。足を引きづりながら駐車場に着いたのは3:45。この まま帰るのは寝不足で危険だと思ったが、この山奥の駐車場でひとりで寝るのは不安だった。 高速のサービスエリアで休みながら帰ろうと決断。家に着いたのは12:00頃だった気がする。 |
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