丹沢山(1567m)
蛭ガ岳(1673m)

登山日記

 
2006.6.10
8/9(金)水戸pm11:00−常磐高速−首都高速−東名高速−秦野中井IC−塩水橋am3:10    

8/10(土)塩水橋am4:20−天王寺尾根−堂平分岐am7:40−丹沢山頂am8:20−蛭ガ岳山頂am10:30−丹沢山pm0:10−堂平分岐−堂平pm3:00−塩水橋pm4:20    

今回の登山は反省すべき点が多かった。梅雨時期ということもあり友達との登山は中止になるだろうと勝手に決め準備が不十分になってしまったこと。また、日帰り登山に必要ないと昭文社の地図を購入しなかったことだ。このことが下山の道を間違え、林道を1時間20分も歩くはめになってしまったからだ。忘れたもの(懐中電灯・メガネ・非常食ゼリー)しかしながら、丹沢・蛭ガ岳の登山情報をネットで調べておいたので助かった。
 水戸を夜の11:00に出て登山口の塩水橋に着いたのが午前3:10。車の中で仮眠を取るつもりだったが月明かりがまぶしく寝損なってしまった。駐車できるスペースは10台位だと聞いていたので駐車できるか心配だった。しかし車は1台も止まっていなかった。4時30を過ぎる頃になると懐中電灯がなくても明るくなってきたので出発することにした。登山口は、駐車場より手前にあった。舗装された林道を30分位歩くと丹沢山への入り口の標識があった。
 天王寺尾根への登山が始まった。この登山道はほとんど目印がなく踏み跡を確認しながら進まないと間違えてしまいそうだった。友達が先頭を歩いていたが、左上の写真のところで道を間違えてしまった。
斜面は急になりバラ線までザックに引っ掛けるようなところだったので登山道はここではないと引き返し道が消えたところまで戻った。よく見ると柵にドアが付いていて柵の反対側に出られることが分かった。ここには何か目印が必要だと思った。その後、幾つかの鹿除けの柵を乗越えて先を進んだ。
やっとのことで堂平分岐に着く。帰りここの分岐で道を間違えてしまう場所だ。ここを過ぎると視界が開ける
ようになってくる。
丹沢山への最後の登りは崩落地になっているが、見晴らしのいい尾根歩きだ。
 ガレ場を過ぎて、バイケイソウが群生する木道を登った。 途中ミツバツツジが紫色の花を付けていた。
 
 やっとのことで丹沢山の頂上へ8:20に到着。時間も早かったせいか、小屋にも登山客は1人もいなかった。
山頂から見える雪を被った富士山は素晴らしかった。友達と富士山をバックに記念写真を撮りあった。丹沢山の最高
地点蛭ガ岳へ急いだ。
丹沢山からの蛭ガ岳への道は、アップダウンがあり予想以上の厳しいものだった。しかし途中には休憩所などがありとても整備されている登山道だった。

不動の峰・棚沢ノ頭を過ぎたところで初めて登山者の1人に出会った。「土曜日なのに人が少ないですね。」とこちらから話しかけた。すると「ここまで入る人は少ないですよ。」と70歳?位おじさんが答えた。このおじさんに富士山をバックに写真を撮ってもらった。

友達はすでに200m先を歩いていていた。

鬼ヶ岩からは鎖が付けられた岩場を下り、蛭ガ岳最後の登りとなりやっとのことで山頂に10:30に到着。富士山を中心に360度の眺望が開けていた。山頂には休憩用の大きな木のテーブルと椅子があった。

私はここまで来るのに1リットルの水を飲み干していた。
お湯を沸かし紅茶を飲み、おにぎりを1個食べたが、これ以上口に入らなかった。

休憩中に5人の登山者に会った。
1人は日帰り登山で丹沢山主脈ルートを縦走をしている女性30歳?がいたのにはびっくりした。

帰り休憩所のところに水場があったので清水を汲んでこようとしたが、飲みやすい水場ではなかった。ここで30分も時間をロスして体力まで使ってしまった。

丹沢山までに何人かの登山者とすれ違った。さすがに丹沢山の小屋に着く頃にはたくさんの登山者が小屋周辺で昼食を取るなどして休んでいた。中高年の夫婦がラーメンを食べようとしていたが、割り箸を忘れたみたいだったので持っていた割り箸を使ってくださいと渡したらその代わりにレモングミを頂いた。

私は水が250mlしかなかったので小屋で500mlのカルピス飲料水を500円で買った。小屋で飲料水を買うのは久々だった。

寝不足で疲労が大きかったので30分の休憩を取った。

12:40に下山開始したが、堂平分岐で標識を確認せず間違って堂平に下山してしまい、その結果高度差300mの林道を1時間20分もかけて下ることになってしまった。塩水橋に着いたのはすでに4:30になっていた。
1時間のタイムロスの上に足の筋肉は限界だった。家に着いたのは夜9:40になっていた。

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