予防注射
肺炎の原因の約30%を占める肺炎球菌という名のバイ菌に対するワクチン(商品名:ニューモバックスNP、メーカーホームページへ)です。このワクチンを打てば肺炎の3割は防げることになります。
肺炎球菌は肺炎の他、気管支炎、髄膜炎、副鼻腔炎、中耳炎などの原因にもなります。また近年、抗生剤が効きにくい肺炎球菌(PRSP)も増加してきています。
高齢者、糖尿病の方、心臓・肺・肝臓・腎臓に慢性疾患のある方などに接種をお勧めします。
一度打つと5年ほど効果を持続すると言われています。5年経つと2回目の接種を受けることができます。
- 今年度中に65才になる横浜市民の方の場合、横浜市からの公費補助がありますから自己負担3000円で受けることができます。それらの方のところには横浜市から肺炎球菌ワクチン用の予診票が送られてきますからそれをお持ちください。また住所と氏名・年齢を確認する必要がありますので、健康保険証をご持参いただくようお願いします。
横浜市保健所のホームページ(こちら)も参考になさってください。
- 脾臓摘出後の2才以上の人に対しては保険適用になります。
- それ以外の方は全額自己負担となり、税込みで8800円です
- 電話で予約を入れてください。
当院では、麻疹(はしか)の予防注射、子供の定期予防接種(横浜市の補助で無料で受けられる予防接種)、横浜市風疹対策事業は行っていません
(C)大口公園クリニック