予防注射
冬のインフルエンザの流行に備えて、10月から1月にインフルエンザの予防注射を行っています。
- 65才以上の横浜市民は一部公費負担で受けられます
- それ以外の方については全額自己負担となります
高齢者と乳幼児はインフルエンザにかかると重症化しやすく、またワクチンの予防効果が比較的低いと考えられているので、高齢者や乳幼児のいる家庭や施設では、家族全員・職員全員のワクチン接種が望ましいと思います。高齢者や乳幼児のすぐそばにいる人がインフルエンザにかからないことが、高齢者や乳幼児をインフルエンザから守るために大切だからです。つまり、みんなで予防注射を受ければインフルエンザに対して強い集団になれると考えられるのです。
肺炎の原因の約30%を占める肺炎球菌という名のバイ菌に対するワクチン(商品名:ニューモバックスNP、メーカーホームページへ)です。このワクチンを打てば肺炎の3割は防げることになります。
肺炎球菌は肺炎の他、気管支炎、髄膜炎、副鼻腔炎、中耳炎などの原因にもなります。また近年、抗生剤が効きにくい肺炎球菌(PRSP)も増加してきています。
高齢者、糖尿病の方、心臓・肺・肝臓・腎臓に慢性疾患のある方などに接種をお勧めします。
一度打つと5年ほど効果を持続すると言われています。5年経つと2回目の接種を受けることができます。
- 平成27年度中に65才・70才・75才・80才・85才・90才・95才・100才になられる横浜市民の方の場合、平成27年7月1日〜平成28年3月31日の期間限定で、横浜市からの公費補助がありますから自己負担3000円で受けることができます。それらの方のところには横浜市から肺炎球菌ワクチン用の予診票が送られてきますからそれをお持ちください。また住所と氏名・年齢を確認する必要がありますので、健康保険証をご持参いただくようお願いします。
横浜市保健所のホームページ(こちら)も参考になさってください。
- 脾臓摘出後の2才以上の人に対しては保険適用になります。
- それ以外の方は全額(8000円)自己負担です。
- 電話で予約を入れてください。
当院では、麻疹(はしか)の予防注射、子供の定期予防接種(横浜市の補助で無料で受けられる予防接種)、横浜市風疹対策事業は行っていません
(C)大口公園クリニック