アカシックレコード

Acassic/Akashic Record

アカシア、アーカーシャ、アカシャ年代記、アカシア記録とも。中世オカルティズムでは、「光る水」「マーキュリーの水」とも呼ばれる。

その存在仮説を最初に提示したのは神智学協会創設者ブラヴァツキー夫人で、人智学者ルドルフ・シュタイナーが「アカシャ年代記より」で提唱した概念。
宇宙創生から現在、そして未来に至るすべての時間の、出来事はおろか個人の思考を含むあらゆることが記録されている、何かのこと。
概念的には一種のデータバンクのようなもののようだ。

霊的覚醒者にしか近付けない次元のものであるとされ、予言者などはこれにアクセスして予言しているとも言われる。
近代の神智学では「第五要素」と呼び、他の四要素と結合する事により、合一し協調する発光性の第五の要素を示す。
アレイスター・クロウリーのトートの書には、「黒い卵」によって象徴される精神の事であるという。

また心理学では無意識の更に奥に、人類共通の無意識領域があるとして、これを「集合的無意識」と名付けた。
これは今まで生きてきた人類全ての意識であり記憶であるとされ、死んでからもこの意識に記録され残るといわれ、アカシック・レコードと呼ばれるものなのではないかという考えもある。

アカシャとはサンスクリットで原物質、原初の空間的実体、光を発する、霊気、虚空を意味する。
またオカルトなどでは、エーテルと同一視されたりもする。

またアカシックは空のという意味もあるらしい。

ちなみにスパロボのサイバスターの必殺技アカシックバスターはこれを破壊して相手の存在を破壊する技だそうだ・・・アカシックレコードが絡む、第三次αに参戦しなかったことが悔やまれる。

自分のシナリオでは、全ての生物の念(記憶)が吹き溜まった霊的空間であり、あらゆる知識の奔流という設定。
自分のシナリオではこれを手に入れることを至上目的とするキャラが・・・