アムドゥシアス

Amdusias/Amducias

アムドゥキアスAmdukias、アムブスキアスAmbusciasとも。

ソロモンの72柱の魔王の1人。29の軍団を率いる公爵。

一角公の呼び名の通り銀色の一角獣ユニコーンの姿で現れご多分に漏れず術者の命令によって白い顎鬚を生やした、背の高い痩せ身の男の姿になる。

軍楽隊隊長であらゆる楽器に精通し植物を操る。
一説には植物、つまり木は楽器の材料となるからだとか・・・自在に操ることが出来れば思い通りの楽器が出来るかもしれませんね。
音楽関係の神として崇められる。

イタリアの作曲家ジュゼッペ・タルティーニの夢に悪魔が現れ、音楽を演奏した。
あまりの素晴らしさにタルティーニは目覚める、すぐにそれを楽譜に書き写した。
これがヴァイオリン・ソナタ『悪魔のトリル』である。
タルティーニはオリジナルはもっと素晴らしかっと語る・・・という逸話がある。
その悪魔こそがアムドゥシアスだともいわれるが確証は無い。

このことから特にヴァイオリンを得意としているとも言われ、人に音楽の才能を与えるとも言われます。
ただ単に全部の楽器で人間を大きく上回ってるんじゃという突っ込みは無粋ですかね。

支配領域は夜間の宝瓶宮0度〜10度。