アークエンジェル

Archangel

ギリシャ語ではアルヒアンゲロス、複数形アルヒアンゲロイArchangeloi。
他の階級と同様に英訳が一般的になっている。意味はそのまま大天使。日本でも大天使の字を当てる。

初期の天使論では最高位に位置していたが、九階級では下から2番(3番目という説もある)に据えられてしまい、矛盾が多い階級。

ミカエル等4大天使などがこの階級だといわれるが、熾天使だともされる。
前述の通り、最高位から下位になったため熾天使にしたとも、大天使からランクアップした、兼任しているなどさまざまにいわれる。

役割は神のお告げを人間に伝えることで、神と人間の間を仲介する。
さらに下位の天使(最下級の天使しかいないが)の総括をしていると考えられるが、はっきりしたことは分からない。
また世界が終末に向かうとき、七つのラッパを吹く使命を与えられているといわれている。
天界における戦士でもあり、悪魔たちの軍勢と戦う際には、大天使らが天の軍勢を率いたともいう。

この階級の指揮官はミカエルといわれる。