爆発反応装甲
Explosive Reactive Armor
頭文字をとってERA、もしくは単にリアクティブアーマーとも呼ぶ。
イスラエル軍技術当局が開発した 対HEAT弾用用の追加装甲システム。
爆薬で出来た装甲で、攻撃が命中した瞬間、爆発して攻撃のダメージを吹き飛ばすという豪快ここに極まれリという、漢の装甲である(意味不明
2枚の装甲の間に爆発性の物質(爆薬)を挟んだ装甲で、増加装甲として使用される。というかこんなもん主装甲に使えるか!!
正確にはこの装甲が爆発で吹き飛び、側面から弾頭に衝突することでメタルジェットの形成を阻害したり、内部への浸透を妨いだりする。
つまり攻撃が本体に届く前に、爆発して弾を弾いてしまおうというもの。
この構造上30°程度で着弾した際にもっとも効果を発揮し、垂直に当たった場合にはほぼ効果を得られない。
また成形炸薬弾用と対運動エネルギー弾用で爆発反応装甲の構造は多少異なる。
また運動エネルギー弾でもL/D比(長さと直径の比)が大きな弾体でないと効果が薄い。
対成形炸薬弾用
基本的に爆発反応装甲は成形炸薬弾に対する防御効果が高く、一般的な爆発反応装甲はこれだと思っていい。
装甲板の厚さは、だいたい2〜3mm程度が一般的なようだ。
また反応感度は対運動エネルギー弾用の爆発反応装甲よりも低くなっている。
対運動エネルギー弾用
対運動エネルギー弾は重く丈夫なため、装甲の厚さも20〜25mm程度くらいの厚さにするようだ。
欠点は爆発の衝撃、さらに爆発した際に表裏の装甲(一般的に表裏両方が吹き飛ぶ)のうち、裏板が主装甲に高速で衝突するときのダメージで精密機器に悪影響を及ぼすこと。
さらに爆発で付近に被害をもたらすこと。
随伴歩兵は全滅しかねない。
改善方法は、爆発反応装甲を衝撃が伝わりにくいように工夫して取付ける、爆発しても問題の無いところで運用するなど。
開発したイスラエル軍は除いて、西側諸国ではあまり使用されない。
ちなみにちょっとしたことで爆発してはたまらないので、必要なときに爆発するように工夫を施さなければならないため、技術がいること。
そのくせ一回こっきりの使い捨て(当たり前だが)であることが欠点である。
ちなみに爆発反応装甲を反応させる方法は、爆薬内部に微小ボイド(極小の空気の入った空間)を作ることで圧力がかかったときにボイドの空気が圧縮、高温を発して爆薬が反応する方法。この場合は爆薬の分解点とボイドサイズを調整することにより反応感度を調節する。
他の方法はメタルジョットの高温で反応するようにしたり、衝突の圧力が一定時間以上加わると爆発するようにする方法がある。
また対運動エネルギー弾用の装甲では表側に感度の低い爆発反応装甲を、裏側に感度の高い爆発反応装甲を配置する方法もある。
この方式は成形炸薬弾を2つ取り付けたタンデム弾頭のものやAPFSDSなど、従来では防御効果を期待出来なかった弾頭にも効果があるとされる
それと一つ言っておきたい!使い捨てなんだから同じ場所を二回撃たれたら意味がないとか言ってる輩がいるようですが、一回でも防げるのと、一回でお陀仏なのとどっちがいいんですか?
ちなみにガンダム0080に登場したアレックスが装備していたチョバムアーマーはCeramics Hybrid
Outer-shelled Blow up Act-on Materialsの略で、セラミックス複合外装による爆発反応材質で爆発反応装甲の類だが、本来のチョバムアーマーはイギリスのチョバム研究所が開発した積層装甲のことで意味が違う。両者を=しないように。