ジル・ド・レエ
Gilles de Rais
青ひげのモデルといわれる。
15世紀フランスの貴族で、オルレアンの戦いで聖女ジャンヌ・ダルクを助け、若くして戦功をたて国王から元帥の称号を与えられる。
しかしジャンヌ・ダルクを失って精神のバランスが崩れ、莫大な財産を魔術につぎ込むようになり、ついに魔術師たちの煽動もあり、生贄に幼子を使うようになる。
裁判記録には死刑になるまでの8年間に800人以上の子供を殺したとある。
ブルターニュ地方、チフォージュをはじめとする村々に、幼い子供はいなくなり、ジルの城底には屍臭が漂い、なめされた子供の皮が積み上げられたという。
その後改心して十字架にひれ伏し懺悔したという。記録では1440年10月26日に処刑されたそうだ。
一応ここでは吸血鬼と呼ばれるようになった逸話のみに留めておきます。
自分のシナリオで上位吸血鬼として出てきます・・・ちょい役ですが。