ハジャル・アスワド
Hajar al aswad
意味は黒い石。通称はカアバの黒石。
イスラム教の聖地メッカにある、カアバ神殿の東の角にはめ込まれている。
天からもたらされたものといわれ、隕石だといわれる。
イスラム教の巡礼は、この石のところから始められカアバ神殿の周りを七周回ります。
民間信仰では触れたり接吻するとご利益があると信じられている・・・・・・凄い数の人間と間接キスすることになるな・・・
イスラム教の伝説によると、アダムが天国を追われる際に持ってきたものといわれ、元は純白だったがアダムの罪のために黒くなったといわれる。
他にもアブラハムがカアバ神殿を再建する際に大天使ガブリエルから手渡されたもの、神の指先であるという説話もある。
また学者の中には、イスラム教以前の御神体ではないかという人も多い。古代アラビア時代には石や木に神が宿るとされ、特に隕石や隕鉄は尊ぶべき存在として知られていたからのようです。
とするとアッラーではなく異教の神を奉ってることになりますな。
創作作品では極々稀にRPGなんかでアクセサリーや補助アイテムとして登場するのを見かけ・・・
たような気がする。