カオス

khaos

ケイオス、英語ではカオスChaos(誰だ!チャオズなんて読むアホは!?)

初期条件・境界条件を定めると以後の運動が決まる簡単なことでも、初期条件のわずかな差で大きく違った結果を生ずるような現象。気象現象・乱流や生態系の変動などに見られるものも指す。

その他、哲学・数学などにもこの名が付くものがいくつかある。
そっちは別の機会にまわして・・・

日本語では混沌、混乱と訳される。混沌の方が一般的。
ギリシャ神話の宇宙開闢における万物発生以前の秩序なき文字通り混沌とした状態。
またそれと同時にどんなものも生みだすことのできる根源・可能性のある状態。
すなわち創造の源泉。

ここのサイト名の意味の一つでもある。

つまりカオスとはギリシャ神話において、初まり以前の空虚な空間を指し、神とされることもある。
だが神といっても人格を持ったり、特定の姿を得たことはない。

無秩序で漠然とした存在でしかなかった無の世界である。
カオスから、ガイア、タルタロス、エロス(これは異説)、エレボス、ニュクスが生まれたとされる。