ルキフグス

Lucifuge Rofocale

ルキフゲ、もしくはルキフージュ・ロフォカレ。略してルキフグスである。
名の意味はラテン語で、光を避ける者、光を嫌う者の意。

悪魔軍の宰相で、悪魔を統括する幹部クラスの悪魔・・・の割りに知名度は低い。

直属の部下はバエル、アガレス、マルバス。

姿は・・・ハゲで、3本の捩れた角が生え、大きな眼、長い尾を持ち足は山羊のようで蹄があり、蟹股。
20〜50年後に魂を頂くという条件で願いを叶えてくれる・・・期間は自分で決められるらしく、早く魂をあげたほうが大きな願いが叶うという。

世界のあらゆる富や財宝の管理をルシファーから任されている。

登場はソロモン著書・・・と云われる魔術書グラン・グリモア。
同書ではルシファー、ベルゼブブ、アスタロトが最高権力者で、それに仕える6体の悪魔の中で最上位とされる・・・つまりNo.4。

世界のあらゆる財宝と富に関する知識があるため、悪魔召喚者からはもっとも呼び出したい悪魔のひとつとされているようだが、 召喚は非常に難しいという。
グラン・グリモアにはその術が記されているというが・・・

グラン・グリモアではルシファーから派生した悪魔のようにされているようだが、 それまでに関係が取り沙汰されたことは無い・・・スキャンダル!?

とはいえ両者の名の意味を考えると、ルキフグスはルシファーを嫌ってそうな感じもしますが・・・いや、自分がそういう感じがするだけですが。