ネクロノミコン新釈

Note's on the Necronomicon

または注釈とも。

ブライアン・ラムレイの創作したネクロノミコンのバージョンの一つ。

1901年、ヨアキム・フィーリー著。

ネクロノミコンの注釈小冊子でガイドブックのようなもの。

訳者自身が夢で見たメッセージを挿入したと発言しており、本来の内容自体も信憑性は怪しく信頼の置けるものではないとされる。

完全版と短縮版が出版されており、タイタス・クロウが完全版、その友人アンリが短縮版を所持している。
一説ではフランス語版も出版されたという。

なおクロウはカーステアズの持っていたアル・アジフをくすねていると思われるのだが、何故に信頼の置けぬ本書を持っているのだろうか。
以下にその理由を推測してみた。

1.カーステアズが両方所持していた。
2.アル・アジフは不用意に閲覧できるものではなかったため、本書をメインに使っている。
3.アル・アジフは偽物だった。
4.アラビア語が翻訳出来なかったので参考に。
5.内容に何かしら見るものがあった。
6.入手機会があったので取り敢えず買ってみた。

極少数ではあるがアル・アジフより完全な物だという者もいるので5辺りが怪しいかもしれない。