ラジエル

Rasiel

ラツィエルRatziel、ガリズルGallizul、サラクエルSaraquel、アクラシエルAkrasielなどの別名がある。
アクラシエルはラグエルの別名であるため同一の天使とする説もある。

七大天使の候補のmjbn1人で、名の意味は神の秘密。また神は我が歓びの意味もあるという。

天界と地上における秘密のすべてを知り尽くしており、その知識を一冊の書物にまとめたとされる。
この書物については魔術書の項で扱うとしよう。

世界の秘密を知るためカバリストからは高い支持を受け、秘密の領域と至高の神秘の天使と呼ばれる。

セフィロートではラツィエルの名でコクマを司り、脩業者に知識を提供する役割を負っているという。
マルコム・ゴドウィンは座天使の支配者で、この位階の特徴の一つである燦爛たる白い炎と同一視されるとしている。ちなみに智天使の支配者であるという説もある。

またカバラにおいてラジエル(白い炎)はケテルにおけるアイン・ソフ、「無名」「無窮の神秘」を表すカバラ用語であるようだ。

ちなみに自分のシナリオでは堕天して、既に死亡している・・・こやつのしたことが物語の一つの布石なのだが、別に知らなくても問題なかったりするレベル・・・