ウコバチ
Ukobach
炎のスプーンで六つの火の魔法を使えるように・・・げふんげふん。
ウコバチは英語読みで、フランス語ではウコバク。
炎を纏った悪魔で、ベルゼブブから地獄の釜の火を絶やさないようという役目を受け、壷や柄杓で油を注ぎ込む。別の説では、地獄に落ちた人間を責めるために、石炭をくべるという。
もとは水星関連の下級天使だったという説もある。
地獄辞典のイラストでは大きな頭と細い牛のような尾が特徴的で、手には火の付いた油を満たした大きな柄杓・・・ていうかスプーンを持っている。
地獄の辞典の著者コラン・ド・プランシーの創作ともいわれている。
まあ、どちらにしろ使いっぱしりの下働きみたいなやつである。
その能力を示す話がないが・・・ひょっとするとかなり強いのかもしれない・・・
だが一般的には雑魚扱いである。