うしおととら

週間少年サンデーで好評連載された現代伝奇バトルもの。

主人公の中学生、潮が家の蔵の地下に獣の槍という妖怪を滅ぼす槍に縫い付けられた大妖怪と出会うことで物語は始まる。
とらと名付けられたこの妖怪と獣の槍を使う潮の戦いを描いた傑作である。

この作品にも吸血鬼は登場している。

出たのは一体だけ・・・潮と戦うのかと思いきや、妖怪退治を生業とする鏢が出現。別行動をとっていたとらと共闘することになる。

日光には弱い、人を吸血鬼に出来る・・・みたいだが操り人形みたいな感じだった。
とらは大陸でやりあったことがあると言っていた、さらに炎に弱かったなと言って炎で攻撃。

霧になったり、動物に姿を変えられる。さらに部分的に変化も出来、下半身だけを犬科に似た獣に変化させたりもした。
また力も強く鏢もかなりの苦戦を強いられた。

最後は鏢によって心臓に杭をパンチで打ち込まれ死亡。

この吸血鬼は普段は開業医をして、獲物を検分し喰らって去っていくということをしていた。
鏢は以前被害にあって妻子を亡くした男の依頼で戦っていた(鏢自身、妖怪に妻子を殺され仇を討つために一般人から今の職についた経緯がある。初登場時、金で妖怪を見逃そうとするが子供を食ったと知ったとたんにくびり殺したりしている。ちなみにとらは 仇の妖怪にそっくりで当初は敵として戦った)

ついでにいうと、この吸血鬼はマザコンであった・・・

ちなみに鏢は吸血鬼に対して浅学なうじ虫という凄い言葉を発している。