ブリューナク

brionac

   ケルト神話の光神ルーの武器。

貫くものの意。

ダーナ神族の四宝の一つといわれる。

一説では 意思を持ち、投げると稲妻となって自動的に敵を貫く、所持していれば必ず勝利をもたらすという。
この武器を使うとき、腕が伸びたように見えることからルーには、ルー・ラヴァーダ Lugh Lamhfhata長き腕のルーという異名がつけられた。

一般的には 槍とされるが、資料によっては投石器で撃ち出される弾丸の一種だという説もある。
また投槍器を使用した、投げ槍という説もある。

ルーは祖父である邪眼のバロールとの戦いで、この武器を用い邪眼を打ち抜き、バロールを打倒したという。