ヘルハウンド
hellhound
ブラックドッグとも。
イギリス伝承の魔犬。地獄の悪魔の化身とも使い、または妖精の類ともいわれる。
広義には犬の怪物全般を含むため、ギリシャ神話のケルベロスやオルトロス、北欧神話のガルムも含む。
主に黄昏時など暗くなったら時に出没し、遭遇した者に死をもたらす。
出会ったら相手は死ぬ。
なんということだ。エターナルフォースブリザードに匹敵する設定が、こんな昔に存在しているとは。
子牛程の大きさで、漆黒の体、目は真っ赤に燃え、口からは火を吐く。
音も立てずに動き、襲い掛かってくる。
キリスト教圏では珍しく、明確な弱点や対処法が存在せず、出会ったらアウトな存在。
川などの流れる水の上は橋があっても渡る事が出来ないという吸血鬼っぽい特性があるので、唯一それだけが逃れる術かもしれない。
でも出会ったらアウトなので、あんまり意味はないかも。
・・・・・・橋が架かってても、流水は渡れないってことは・・・・・・地下水脈のある所も渡れないのだろうか?
極稀にヘルハウンドに耐性のある人間がいるとされ、ヘルハウンドはそういった人間には手を出せないという。
また極一部の地方では守り神とされていたという。
創作作品ではシャーロック・ホームズシリーズのバスカヴィル家の犬で題材に扱われている。
ヘルシングのアーカードの使い魔、黒犬獣バスカヴィルは伝承の吸血鬼っぽさと、この小説からのネーミングであろう。
RPGなどでは雑魚モンスターとしてたまに出てくる。
他ではパトレイバーの攻撃ヘリなど、兵器や部隊名として使われる事が多い。