形意拳

中国の北派武術で三大内家拳の一つに数えられ、最強と呼ぶ人もいる流派。日本でも知名度の高い武術です。

形意拳を説明するときによく言われるが、形は単純、威力は絶大といわれる。

形意拳はシンプルな拳法で、その基本は三つ、まず三体式。これは構えになります。
そして基本になる技が五本。五行拳と呼ばれ、劈拳・鑚拳・崩拳・炮拳・横拳の五つ。文字通り五行に対応しています。
それを基本にして、上位の技に十二形拳という動物の形を模したものが存在します。
十二形拳に対応する動物は龍・虎・猴・馬・鼈・鶏・燕・蛇・蛇・鳥台・鷹・熊になります。
基本はこれだけです、もちろん状況に応じて変化させたり、それぞれの技を繋いだりすることもあります。

極論してしまうと、形意拳は一日で覚えることが出来ます。
ただし、それは形だけのこと。形意拳は一打必倒、その本来目的とする威力は反復練習で身につけなければなりません。
また実戦では前に前に前進し、相手の攻撃を潰すと同時に攻撃を叩き込む攻防一体の動きが前提の武術で、形自体は単純でも真の習得は非常に困難な武術でもあります。
もっとも修得が困難だという人もいるほどです。

その歩法は半歩単位である。

起源は中国の山西省に源を発するという。
伝説では宋代の最後に岳飛という武将が形意拳を伝えたといわれている。
この岳飛は槍術に優れていたといい、形意拳の動きの多くが槍術と共通していることからもこの武将と伝説が結び付けられたのでしょう。

また形意拳は心意拳(心意六合拳とも)から派生したとも言われ、しばしば同一視されることもあります。
またその逆だという話もあり、他にも諸説があふれているので起源については流すことにします。

現在の形意拳は、大きく分類すると山西派・河北派・河南派に分かれることになる。

既存作品でこれの使い手はコミック「からくりサーカス」の主人公、加藤鳴海など。作者も形意拳をやっていたらしく、読み切りでは郭雲深という伝説的な形意拳の達人が主人公の話もある。

自分のシナリオで主人公が使う武術の一つだが、陰陽師である主人公には相応しい武術といえる。

形意拳の技